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パンダ・エクスプレスが再上陸 ラゾーナ川崎に日本1号店

パンダのイラストが目印の店頭

パンダのイラストが目印の店頭

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 米国で約1900店舗展開するチャイニーズ・レストランチェーン「パンダ・エクスプレス」が11月25日、ラゾーナ川崎1階のフードコート「ダイニング・セレクション」内にオープンした。

メニューの盛り付け例

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 ショーケースには、29年間愛されている看板メニュー「オレンジ・チキン」など9種類のメインディッシュと、炒麺(チャオメン)や白米など5種のサイドディッシュが並ぶ。皿の大きさをボウル(メインディッシュ、サイドディッシュ各1種ずつ、590円)、プレート(メインディッシュ2種とサイドディッシュ1種、790円)、ビッグプレート(メインディッシュ3種とサイドディッシュ1種、990円)から決め、それぞれのメニューを選ぶデリスタイルだ。

 日本限定のメインディッシュメニューとして、ブロッコリーと赤ピーマンを柑橘ソースでエビを炒めた「パンジェント・シュリンプ」を用意。残りの8種は、日本で調達した食材を米国から輸入した調味ソースなどで味付けし、米国と同じ味を再現した。運営するI&P RUNWAY JAPAN営業本部・杉村明紀取締役本部長によると、4半期に一度、市場の反応を見ながらメニュー変更していくという。

 パンダ・エクスプレスは1973年、中国生まれの米国人であるアンドリュー・チェン一家がカリフォルニア州で創立。伝統的な中華料理のレシピ、味、調理技術を米国の食材と合わせたオリジナルの料理を提供している。韓国、ドバイ、カナダ、メキシコ、プエルトリコにも出店し、世界で1958店を展開。日本では、神奈川県相模原市と兵庫県神戸市に出店していたが、撤退している。このほど、パワーサラダなどの米国発のグルメフードブームを追い風に、再進出を決めた。日本一の売り上げ・集客規模であり、ターゲット層であるファミリー層が多いことから、再上陸1号店出店にラゾーナ川崎を選んだという。

 I&P RUNWAY JAPANは、ラーメン店「博多一風堂」などを展開する力の源ホールディングスと、米国のパンダ・レストラン・グループ社が合弁で設立。資本金は4,000万円で、出資比率は力の源社が51%。米国では「博多一風堂」ブランドを、2社の合弁企業が展開している。

営業時間は10時~22時。定休日はラゾーナ川崎の定休日に準ずる。

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