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新川崎のフレンチ「ブラッスリーほっぺ」7周年 感謝祭で「大人様ランチ」も

「格闘家でもなければ酒も飲めません」という店長の大森さん

「格闘家でもなければ酒も飲めません」という店長の大森さん

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 鹿島田にある洋食店「ブラッスリーほっぺ」(川崎市幸区鹿島田1、TEL 044-533-5090)が開店から7周年を迎えた。

ボリューム満点の「大人様ランチ」

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 7周年感謝祭として、現在普段は土日限定で出している「大人様ランチ」(1,000円)をランチタイムに提供。ディナータイムは「ステーキプレート 150g」(1,300円)で、どちらの時間も生ビールを300円で楽しめる。

 店主の大森達也さん(53)は、川崎市中原区に生まれ育った。生田まで通った高校時代から、シェフになることを考えるようになり、料理学校へ進む。卒業後は六本木を皮切りに、四ツ谷、埼玉県の川口市などさまざまな地域のフランス料理店で腕を磨いた。大宮で務めた後、地元に戻って店を開いた。

 店名の由来は「どこの国でも『おいしい』という表現にほっぺを触るしぐさを使うから」と大森さん。20坪ほどの店内は仕切りがなく明るい。マネジャーの関口さゆりさんが集めているというカエルの置物や雑貨が所狭しと棚に並べられている。「クレイジーケンバンド」の熱心なファンだという大森さんの集めたメンバーのサインなども貼ってあり、ランチの営業後に客と音楽話で盛り上がることも。

 通常メニューは常時50種類以上を用意。「ベースはフレンチだけど、気取らずに食べてほしいので『町の洋食屋』というイメージでやっている」という大森さん。トマトの酸味を生クリームでマイルドに包み込み、厚切りベーコンを載せた「よくばりベーコン ナポリタン」(972円)や、「ビーフシチュー」(1,111円)などが看板メニュー。結構ボリュームがあり、それについては「帰りに『何か足りなかったね』とか言って他のものを食べられたりしたらくやしいから」という。

 鹿島田という地域については「昔に比べるとタワーマンションができるなどしてきれいになった。7年の間に、客層が変わっていくのも感じている。どうやら地元であまり飲むなという通達がくる会社もあるよう」と大森さんは苦笑いする。「せっかくなので、夜は地元の人にもっと利用してもらえればうれしい。チーズフォンデュや揚げ物など、お酒に合うメニューもたくさんあるので、家族や友人同士で気軽に飲みに来て」と呼び掛ける。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時30分~22時。月曜・第3日曜定休。感謝祭は28日まで(この期間のランチメニューは「大人様ランチ」のみ)。

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