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多摩川クラシコ場外イベントに「お菓子の家」 子どもの日に笑顔広がる

お菓子の家を盛り上げたキャストと、ロッテのクリエーティブディレクター後藤宏行さん(左)

お菓子の家を盛り上げたキャストと、ロッテのクリエーティブディレクター後藤宏行さん(左)

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 等々力陸上競技場で5月5日、川崎フロンターレとFC東京によるJ1リーグ第13節試合「多摩川クラシコ」が繰り広げられた。

ポップに彩られたお菓子の家

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2万4677人の観衆が詰めかけたこの日、結果は0-2で川崎が惜敗、川崎は勝ち点21の5位となった。

 今節も、第9節の鹿島アントラーズ戦、第12節の浦和レッズ戦に続いてホームゲームチケット完売となった。当日はフロンターレのホームゲームに訪れる親子連れのファン、サポーターが多くなると予想されたため、川崎がロッテとの共同企画で試合前イベント「多摩川オカシコ」を開催した。

 ロッテは昨季からフロンターレのコラボレーションパートナーとして活動を開始。フロンターレがホームゲームを制した際には選手を通じて来場客にお菓子を振る舞う「ロッテ 勝利のマーチ」、共に勝利の喜びをかみしめる「ロッテ キシリトール ウイングハイタッチ」、ホームゲーム来場者にガムを配布する「ロッテ ガムステーション」などを行っている。

 ロッテでクリエーティブディレクターを務める後藤宏行さんは「スポンサーとしてでなく、コラボレーションパートナーとして関わることにこだわっている」と話す。後藤さん自身も過去15年にわたり、等々力に通い詰めてきた筋金入りのサポーターという。かねてフロンターレのプロモーション力に着目していたことから、「スポーツもお菓子も人を幸せにすること、ワクワクさせること、笑顔にすることで共通点がある。アイデアを出し合ってイノベーションを起こしたい」と共同企画を呼び掛けたという。

 「回を重ねるごとに盛り上がっていると手応えを感じる一方、満足はしていない」とも。「常にフロンターレと共に面白いアイデアを出し合い、よりよいコミュニケーションを実現していきたい」と意欲を見せる。

 昨シーズンに続いて2回目の開催となった「多摩川オカシコ」には「お菓子の家」を設置。スタジアム内では、中で記念撮影をしたり、お菓子を食べたりできるほか、綿菓子作りなどのアトラクションも用意した。先着600人、10分単位の入れ替え制で開場すると、すぐに長蛇の列ができる人気ぶりを見せた。同企画を目当てにいつもより早く来場したという滝沢千草さん・悠惺くん親子は、マスコットをかたどったカップケーキや綿菓子を手に「齋藤学選手のゴールが見たい」と目を輝かせていた。

 場外イベント広場「フロンパーク」でも各種イベントが行われ、「優勝賞品『トッポ』1年分!! TOPを目指せ! こども大声コンテスト」では、中村憲剛選手のゴールパフォーマンスをアレンジしたり、「お父さん、私のケーキ食べないで!」と訴えたりする声の中、優勝者2人が選ばれた。2人には賞品としてロッテの「トッポ」1年分(183箱)が贈られた。

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