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まちの魅力を再発見 「川崎100人カイギ」スタート

約90人がイベントに参加した

約90人がイベントに参加した

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 川崎市で活動をするゲストスピーカーが100人登壇したら解散するという「川崎100人カイギ」が2月12日、川崎駅東口・日進町の複合施設「unico」(川崎区日進町3)で行われた。

アイスブレークで交流する参加者ら

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 同イベントは2016年に発足し、現在までに11カ所で開かれ、合計2000人以上の参加者を集めてきた。地域で活動する人たちをゲストスピーカーとして迎え、1開催につき5人のゲストスピーカーが登壇し、会の途中のアイスブレークを通して参加者同士のコミュニティーを形成していく。地域の価値の再発見をコンセプトに20回行い、イベントが解散する仕組み。

 スピーカーは、unico代表の武井雅子さん、unico1階で木材加工のデジタルファブリケーション機の「SHOPBOT(ショップボット)」を全国に販売しているVUILD社長の秋吉浩気さん、unico4階にでシェアオフィス「創荘(そうそう)」を運営しているサニーワンステップ社長の田村寛之さん、農業の新しいマッチングを仕掛けているシェアグリ社長の井出飛悠斗さん、川崎市議会議員の小田理恵子さんら5人。当日の来場者は約90人だった。

 小田さんは「主催者から事前に『10分間で好きなことをしゃべってほしい』と言われただけで大丈夫かなと心配だったが、それが登壇者ごとの個性を引き出す形になっていたと思う。一見シンプルだけれども奥が深いイベントだった」と話す。

 主催者の千葉憲子さんは「川崎に関連のある人の思いを聞くこの会を通じて、新たなつながりが生まれ、そこからまた新たな何かが始まるとしたらワクワクするはず。そんなきっかけになればと思い、『川崎100人カイギ』を始めた」と話す。

 次回は3月12日に開催。

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