川崎駅西口にある立ち飲み焙煎カフェ「デニムビス」（幸区中幸町1、TEL 044-223-7178）で、夏ブレンドの販売が始まった。
　同店は、10畳ほどの敷地内に建てられたカフェ。コーヒーの焙煎と販売のほかに、店内で焼き菓子やコーヒーも楽しめる。「今年の夏ブレンドは、コロンビアベースで甘みがあって、爽やかな後味。深煎りすればアイスコーヒーにもぴったり。姉妹店で始まったエスプレッソかき氷も併せて夏らしい味を楽しんでほしい」と話すのは店主の善恭子さん。姉妹店のカフェデニム（幸区遠藤町）も経営している。

「極狭カフェ」デニムビスの店内

「開店当初は、こんな狭い店つくってどうするの、と言われていました」と、狭い敷地をカフェにするまでの苦労を振り返って善さんは笑う。

　わずか5坪の中にコーヒーを立ち飲みできるカウンターがあり、利用客同士のコミュニケーションが自然と生まれる。地域のコミュニティカフェとしての役割も果たし、姉妹店と行き来するファンも多い。
「何よりこの狭いさなので、密に話せて、誰とでもすぐに親しくなれることがうれしい。川崎西口の名物店と言われるように、今後も頑張りたい」と意気込みを見せる。

　営業時間は10時～19時。月曜定休