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川崎仲見世商店街で街バルイベント 「崎×崎モデル」で宮崎限定メニューも

人でにぎわう川崎駅前仲見世通商店街の入り口

人でにぎわう川崎駅前仲見世通商店街の入り口

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 川崎駅前仲見世商店街(川崎市川崎区砂子2)で2月22日・23日、街バルイベント「仲見世ハシゴしナイト」が開催される。

「街バル」の効果を実感しているという西尾理事長

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 2013年8月から年2回開催する定番グルメイベント。4枚つづり3,000円のチケットで、各店チケット1枚につきドリンクと軽食が楽しめる。「気になっていたお店に行くきっかけになった」「普段は敷居が高い店でも気軽に入れる」など、地元のグルメブロガーの間でも支持されているという。

 今回は、昨年10月にオープンしたばかりの青森バルわいはー(東田町3、TEL 044-742-6772)を含む32店が参加。各店が通常メニューのほか、同イベントのために、宮崎県産のかんきつ類を使ったドリンクやデザート、料理などを開発して提供する。川崎と宮崎県の地域協定「崎・崎モデル」に基づき、各店舗に宮崎産の日向夏とキンカンが供給される。

 イベントの発起人は、川崎駅前エリアで22年飲食業を営む西尾猛・同商店街振興組合理事長。「かつて商店街は、ほとんどの商店は持ちビルで営業していた。商店も顔見知り同士で、連携は取れていた。しかし、時代の流れとともに貸しビル化し、現在の営業店舗は8割が店子(たなこ)。店子同士ではお互いの商売を知るきっかけも乏しく、連携も難しかった」と振り返る。

 商店街の連携強化策を模索していたところ、テレビなどで「街バル」イベントを知り、「仲見世ハシゴしナイト」を企画。初回はチケットの販売枚数は150枚にとどまったが、運営の試行錯誤を重ね、2016年2月のイベントでは700枚を突破した。参加店舗からも「お互いの店を知るきっかけになった」などの声が上がり、「効果を実感している」(西尾会長)という。イベントの集客効果を聞きつけ、川崎駅前仲見世商店街外の店舗からも参加希望の声が寄せられている。

 チケットは各参加店の店頭とオンラインで21日まで販売する。オンライン購入の場合、交換受付会場で事前交換が必要。

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