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新丸子の「三ちゃん食堂」が創業50周年 変わらぬスタイルで地元の名物店に

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新丸子の「三ちゃん食堂」が創業50周年 変わらぬスタイルで地元の名物店に

新丸子駅から徒歩2分の「三ちゃん食堂」(定休日は水曜日)

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 新丸子駅西口にある大衆食堂「三ちゃん食堂」(川崎市中原区新丸子、TEL 044-722-2863)が12月10日、創業50周年を迎えた。

店主の中山知久さんと、初枝さん

 もともと青果店を営んでいた初代の中山三之助さんが、周辺にある大学に通う学生や寮に住む若いビジネスマンに「おなかいっぱい食べてもらおう」と1967(昭和42)年に創業した同食堂。店名は三之助さんのあだ名をとって付けられた。当初は中華麺やギョーザがメニューの中心であったため入り口に掛かるのれんには「中華料理」と書かれているが、現在の提供メニューは140を超え、丼物や煮物、焼き魚など多岐にわたっている。

 店内には長机と丸椅子が並び、昔ながらの食堂の雰囲気を残す。12時のオープンから中休みなしで20時まで営業しており、「昼からお酒が飲める店」としても話題を集める。2012年10月10日に放送された「孤独のグルメ Season2」第1話の舞台になり、その中では松重豊さん演じる主人公の井之頭五郎が店をのぞき、昼間から飲んでいる客の多さに圧倒されるシーンが描かれた。

 現在の店主は中山知久さん。40年前に看板娘だった初枝さんと結婚して店を継いだ。メニューの多様さについては「お客さんの要望に答えていたらこうなった」と笑う。人気メニューの「焼き肉丼」(600円)は、「腕をけがした時に、鍋を振らなくてもできる焼き肉料理を、と考案した」という。

 「新丸子はもともと、おっとりした土地柄だった。バブル後にだいぶ住民の層が変わった」と話す知久さん。発展中の武蔵小杉に引っ張られるように地価も上がり、庶民的な店は商売がしづらくなっているとも。「それでも、うちは変わらずに、お客さん同士がいつの間にか仲良くなっているような、アットホームな雰囲気を守っていきたい」と初枝さんは思いを語る。

 最近は、学生時代に通っていたという人が40年ぶり、50年ぶりに訪れ、土日はそうした客でにぎわうことも多いという。初枝さんは「従業員の中には、長女の友人で学生時代から働いてくれて、結婚しても手伝ってくれているような人もいる。これからもこの土地で、楽しくておいしい店と言われ続けるように頑張りたい」と話し、3代目となる長男が忙しく働いている厨房(ちゅうぼう)に目をやって、ほほ笑んだ。

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