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川崎で「未来をデザインする」テーマにトークイベント 「市政ニュース」記録映像上映も

川崎市の市政ニュースの映像を活用する

川崎市の市政ニュースの映像を活用する

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 JR川崎駅東口近くのコワーキングスペース「創荘」(川崎区日進町3、TEL 044-246-9868)で1月27日、トークイベント「カワサキミライ予想図 Vol.0」が開催される。

700本以上ある市政ニュースの映像

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 当日は、フェリス女学院大学国際交流学部の春木良且さんを講師に招き、川崎市が保管する700本以上の「川崎市政ニュース」映像からより抜きの数本を上映。ゲストを交え、「未来をデザインする」をテーマにトークイベントを展開する。

 川崎市制100周年の2024年に向け、「川崎市映像アーカイブ」事業が始動したことに伴い、川崎市では昨年ホームページをリニューアルした。川崎市によると、古いフィルム映像はデジタル機器の進化や「ビネガーシンドローム(経年劣化)」により再生が難しいことから、官民問わず保存が課題となっているという。

 同ホームページでは、1952(昭和27年)年から2007年までに川崎市内で起きたさまざまなニュース映像を公開している。市ではこのほか、地域住民に対し、昔の町の様子が分かる映像の提供も呼び掛けている。集めた「まちの記憶」映像はデジタル化し、市民の共有財産として活用を図るという。

 春木さんは「昭和20年~30年代は、作られた物語的要素が先行しており、実態がよく分からないため戦災からの復興や経済成長の間に行われた多くのことが謎に包まれている。川崎の市政ニュース映像を通じて、現実に起きた出来事の情報を共有していきたい」と話す。

 開催時間は14時~17時。参加無料。

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