市街化調整区域の不動産売買における懸念点に関するアンケート調査
市街化調整区域の不動産は安価な反面、建築制限やインフラ未整備などのデメリットが伴います。
そのため、「本当に買い手がつくのか」「売買後のトラブルを防ぐには誰に相談すべきか」といった情報が乏しく、特有のリスクに不安を抱える方が少なくありません。
そこで今回、株式会社ドリームプランニング(神奈川県横浜市中区/代表取締役:高橋樹人)が運営する不動産のお悩み解決サイト負動産買取センターが、不動産に興味関心を持つ方(有効回答数:353名)を対象に、「市街化調整区域の不動産売買で最も懸念されること」についてアンケート調査を実施しました。
【データの引用・転載についてお願い】
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、アンケート結果を公開している負動産買取センターのURL(https://dream-plan.com/fudosan/chosei-transaction-concern-survey/)へのリンク設置をお願い致します。
弊社への掲載許可は不要です。
市街化調整区域アンケート:回答者の属性(有効回答数:353件)
■ 性別構成
男性: 199名(約56%) 女性: 154名(約44%)
■ 年齢層構成
20代: 35名(9.9%) 30代: 100名(28.3%) 40代: 124名(35.1%) 50代: 71名(20.1%) 60代: 20名(5.7%) 70代以上: 3名(0.8%)
■ アンケート実施期間
2026.2.21-3.16
市街化調整区域の不動産売買で最も懸念されることは?

市街化調整区域の不動産売買で最も懸念されることは?
- 1位 売却できるかどうか 145/353 41.1%
- 2位 建築の可否の判断が難しい 38/353 10.8%
- 2位 法律が複雑で理解できない 38/353 10.8%
- 4位 誰に相談すれば良いか分からない 36/353 10.2%
- 5位 生活の便が悪そう 28/353 7.9%
- 6位 資産価値が低く見積もられる 21/353 5.9%
- 7位 特に懸念することは無い 15/353 4.2%
- 8位 虫や動物が多そう 12/353 3.4%
- 9位 建築の際の行政との協議に時間がかかる 11/353 3.1%
- 10位 家族で意見が割れる 9/353 2.6%
アンケート結果により、市街化調整区域の不動産売買において、流動性の低さと専門的な規制に対する強い不安を抱いていることが分かりました。
「売却できるかどうか」が41.1%で1位と突出しており、買い手がつきにくいという市街化調整区域ならではの売却リスクに対する高い懸念が反映される結果となりました。
次に1位から5位までを選んだ方のコメントをご紹介いたします。
1位 売却できるかどうか 145/353 41.1%
4割以上がトップに挙げた最大の懸念は、いざ手放したい時に売れないという「出口戦略」の不安でした。
「現金化できるか」という切実な声や、買い手がつかずに子供の世代まで固定資産税を払い続ける「負の遺産として残ってしまう」ことへの恐怖が、実生活・投資の両面から最も避けるべきリスクとして強く意識されています。
★ <1位:「売却できるかどうか」を選択した方のコメント> ★
「不動産を持っている場合も購入を検討する場合も、現在もしくは将来売却できるか(現金化できるか)が一番の懸念事項です。一度所有したら売却できず、固定資産税など維持費だけかかるという事態に陥るのが一番怖い点です。」40代・女性
「やはり「出口」が見えないことが最大の懸念です。負動産として自分の子供の代まで固定資産税や管理責任の負の連鎖を残してしまうことが、投資としても実生活としても一番避けるべきリスクだと考えています。」30代・男性
「一番の懸念は 『出口戦略』です。購入したり相続したりした後に、いざ現金化したいと思った時に買い手がつかず、子供の世代まで負の遺産として残ってしまうことが最も恐ろしいリスクだと考えています。」30代・男性
2位 建築の可否の判断が難しい 38/353 10.8%
2位には、調整区域ならではの「建築の可否」を見極める難しさが選ばれました。
法律や行政の条件が複雑なため、「『家が建てられる』と思って買ったのに、実際は許可が下りなかった」という致命的なトラブルを恐れる声が多く、購入後に想定外の制限が判明しないよう「専門家に確認することが重要」だと認識されています。
★ <2位:「建築の可否の判断が難しい」を選択した方のコメント> ★
「「家が建てられる」と思って買ったのに、実際は許可が下りなかったというトラブルが最も怖いです。また、売る側としても、将来的に再建築ができなくなるリスクをどこまで説明すべきかなど、法律的な判断の難しさが最大の懸念点です。」40代・女性
「市街化調整区域の土地は法律や規制が複雑なため、建築できるかどうかの判断が難しい点が一番の不安だと思います。購入後に思っていた活用ができない可能性もあるため、事前に自治体や専門家に確認することが重要だと感じます。」30代・女性
「市街化調整区域は自治体ごとに条件が異なる場合もあり、建築できるかどうかの判断が難しいと感じます。購入後に建てられないことが分かると大きな問題になるため、事前に行政や専門家に確認することが重要だと思います。」30代・男性
2位 法律が複雑で理解できない 38/353 10.8%
「建築の可否の判断が難しい」と同率で並んだのは、素人には難解すぎる「法律や規制」への拒否感です。
自治体によって法解釈が異なることもあり、「常に法的リスクを抱えながら保有・売買をしなければならない」という強いストレスや、後から「違法でしたと言われたら泣いちゃいます」といった、専門用語に翻弄されることへの不安が寄せられています。
★ <2位:「法律が複雑で理解できない」を選択した方のコメント> ★
「法解釈が自治体によって異なる場合もあり、「建てられると思って買ったのに建てられない」という状況が最も恐ろしいです。自分のような素人には判断がつかないため、常に法的リスクを抱えながら保有・売買をしなければならない点に強いストレスを感じます。」20代・男性
「法規制が複雑で一般の買主が理解しにくい点が最大の懸念です。契約後に想定外の制限が判明するリスクがあるため、事前調査の徹底が必要だと思います。」30代・男性
「専門用語とか法律とか難しすぎて、説明されても半分も理解できなさそう。あとから違法でしたとか言われたら泣いちゃいます。」20代・女性
4位 誰に相談すれば良いか分からない 36/353 10.2%
4位は、特殊な不動産ゆえの「相談先の不透明さ」です。
複雑な法律や制限をクリアにするためには専門家のサポートが不可欠ですが、「知識のある人が少なく相談できない」「専門家の探し方が分からない」といった声が多く、頼れるパートナーとなる知識の豊富な不動産会社と出会えるかどうかが大きな懸念事項となっています。
★ <4位:「誰に相談すれば良いか分からない」を選択した方のコメント> ★
「知らない部分が多いので、知識の多い不動産会社とやり取りしたいので、その会社様と出会えるかが懸念事項である。」30代・男性
「地元の知り合いの不動産屋などがいれば少しは心強いが、知識がある人が少なく相談できない点が懸念」50代・女性
「法律のことがわかっていないので、まずは専門家に相談するため、専門家を探さなければならない。」40代・女性
5位 生活の便が悪そう 28/353 7.9%
5位には、立地条件そのものがもたらす「生活の不便さ」がランクインしました。
本人だけでなく、「両親や親戚が遊びに来るのに不便」や「周囲の人たちがいなくなって孤立してしまう」という不安があり、今の便利な環境に慣れてしまっている現代人にとって、将来にわたる日々の不満やストレスが懸念されています。
★ <5位:「生活の便が悪そう」を選択した方のコメント> ★
「妻はこういった場所での生活に好感をもっていないし、子供も年齢的に生活の便が悪い所での生活は退屈に感じるだろう。実際に住んだイメージをしてみた結果、都会でなくても良いが、今の環境に慣れてしまっているので、市街化調整区域での生活の不便を色々と不満に感じる事が懸念される。」40代・男性
「私自身が市街地調整区域に住みたくても実家の両親や親戚が遊びに来るのに不便だと言われてしまった場合は、そこに住むことが結果として叶わなくなってしまうのではないかと思っています。」20代・女性
「生活の便の悪さ。年々、周囲の人たちがいなくなって孤立してしまうのではないかという不安。また、田舎特有の風習なども懸念してしまうと思います。」40代・女性
市街化調整区域の不動産売買における懸念点まとめ
今回は不動産に興味がある方353名を対象にした、市街化調整区域の不動産売買で最も懸念されることに関するアンケート調査の結果を発表してまいりました。
市街化調整区域の不動産売買に関して、「売却できるかどうか」を懸念する方が40%以上(41.1%)となり、同率2位の「建築の可否の判断が難しい」「法律が複雑で理解できない」(各10.8%)に対して約4倍の差が生じました。
皆さんは、市街化調整区域の不動産を売買する際、どのようなことを一番懸念されますでしょうか?
ドリームプランニングでは、これからも不動産に関する様々な視点からアンケート調査を実施・発表してまいりますので、皆様のご参考になさってください。
ニッチな不動産のお悩み解決サイト「負動産買取センター」について
負動産買取センターhttps://dream-plan.com/fudosan/ は一般的に売却が難しいニッチな不動産(いわゆる負動産)に関するお悩み解決コラムを発信するサイトです。またニッチな不動産の無料査定や売却相談も行っております。
株式会社ドリームプランニングについて
株式会社ドリームプランニングは「不動産のあらゆる問題を解消し、人々の幸せと喜びを追求する」理念にもとづき、空家マッチングサイト(不動産SNSウチカツ)の運営や、日本全国で売却の難しい特殊な負動産の買取、再販事業を行っている不動産会社です。
会社概要
社名 :株式会社ドリームプランニング
横浜本社 :〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町252 グランベル横浜 8階
東京店:〒111-0053 東京都台東区浅草橋5丁目4-5 浅草橋ハシモトビル 3階
埼玉店:〒330-0843 埼玉県さいたま市大宮区吉敷町1丁目103 大宮大鷹ビル 6階
電話番号 :045‐641‐5480
代表者 : 代表取締役 高橋樹人(たかはし たつひと)
設立 : 2002年11月12日
URL :https://dream-plan.com/