
オンラインとのハイブリッド開催。詳しくは記事の末尾に記載しています。
ビーンズ・コネクティッド株式会社(本社:横浜市港北区、代表取締役 宮崎秀敏)は2026年10月1日から「RoCoBeL」を事業化し、全国展開をスタートします。また、本プラットフォームの立ち上げに伴い、10月5日(月)に原宿の「シブヤフォントラボ」にて、メディア・関係者様向けの記者発表会および当社が7つの障がい者就労(自立)支援事業所と共同で創り上げてきたミャンマー産スペシャリティコーヒー豆を使ったConnected Coffee(つながるコーヒー)の試飲会を一般の参加者を交えて開催します。
開発の背景と「RoCoBeL」について
「香り高くフレッシュでおいしいコーヒーを提供したい」「お店オリジナルと言えるコーヒーを作りたい」。コーヒーにこだわるカフェオーナーにとって自家焙煎は憧れでした。また、働き方が多様化する中、自分が好きなコーヒーを副業として、もしくは定年退職後の起業に自家焙煎ビジネスをやってみたいと考えている人も少なくないことでしょう。
しかし、コーヒーの自家焙煎ビジネスには大きな4つの参入ハードル(壁)があります。1つ目は「専門知識・技術習得の壁」です。コーヒーの焙煎には温度帯によって「水抜き/メーラード/デベロップメント」と呼ばれる3つのフェーズがあり、それぞれのフェーズで微妙な火加減の調整や時間管理が必要です。プロの焙煎士は自分の目と耳と鼻で豆の変化を察知し、調整を行なっています。これには経験に基づいた熟練の技術と専門知識が必要です。また、後述する生豆の調達においても、産地、品種、精製方法、生産者など広く深い専門知識と情報が必要となります。
2つ目は「設備投資の壁」です。本格的な焙煎機を設置するとなると、焙煎機本体および排煙設備工事に数百万円の設備投資がかかります。そして、初期投資もさることながら、万一、ビジネスがうまくいかなくて撤退するにもその撤去に多大な費用が必要です。それゆえ、「ちょっとやってみよう!」と軽い気持ちでトライすることはできません。相当な覚悟と確かな勝算が必要なビジネスです。
3つ目は「生豆調達の壁」です。近年はネットでも生豆は販売されていますが、小ロットでの購入となるとどうしても仕入れ価格が高くなります。コーヒーは産地の気候や為替の変動で相場が大きく変動します。特に世界的にコーヒー豆が不足し、高騰する中、持続可能なビジネスを行うには安定した仕入れルートを確保していることも重要となります。
そして4つ目は「マーケティングの壁」です。空前のコーヒーブームの中、自家焙煎コーヒーのマーケットには数多の店舗や企業が参入し、群雄割拠のレッドオーシャンとなっています。この市場で勝ち抜き、ビジネスを継続するには高度なマーケティング力が必要です。
当社はこれらの課題を解決すべく、5年前に実証実験をスタート。モニターに協力いただいた店舗や事業所と共同で、試行錯誤と改善・改良を重ね、専門知識や経験は不要。誰でも気軽にコーヒーの焙煎ビジネスを始めることができる焙煎ビジネスプラットフォーム「RoCoBeL」を作り上げました。
苦節5年の実証実験を経て結実した本サービスは、個人のカフェオーナーはもちろん異業種からの新規参入、副業、定年後の起業、さらには障がい者自立支援事業所など福祉事業所で高品質な自家焙煎コーヒービジネスをスムーズに展開・拡張できる環境を提供します。

RoCoBeLは4つの参入障壁を打破し、誰でも自家焙煎を始めることができる環境を用意しました。
気軽に始め、手軽に撤退できる焙煎ビジネス
RoCoBeL専用の小型自動焙煎機は排煙設備などの工事費は不要。電源があれば、どこでも設置可能。コンパクトでスリムな機体なので場所もとりません。軽量なので移動や持ち運びが簡単にできます。また、焙煎機は買取ではなく、月額9,900円(税込)でのレンタルが基本プランとなります。なので、初期費用が数万円とかなり低く抑えられます。さらに、レンタル期間の縛りはありません。1ヶ月でも解約ができます。違約金も発生しません。そして、解約の際は焙煎機を返却すればOKです。
つまり、少ない初期投資でスタートでき、失敗したリスクも小さい。「ちょっと試しにやってみよう!」と軽い気持ちで自家焙煎をスタートして、やってみてダメだったらさっさと撤退できるのです。これによって前述の「設備投資の壁」を壊しました。
また、この小型自動焙煎機の操作はとても簡単です。焙煎窯に生豆を入れて、焙煎温度を設定し、スタートボタンをタッチするだけ。あとは温度センサーとプログラムの制御により、自動で上手に焙煎をしてくれます。炊飯器でお米を炊くのと同じ感覚で、コーヒーの焙煎ができます。これにより「専門知識・技術習得の壁」を打破しました。
また、ビジネスプラットフォームを名乗る以上、「生豆調達の壁」「マーケティングの壁」も壊していくのはいうまでもありません。生豆調達では、SCA(スペシャリティコーヒー協会)に認定された高品質でかつストーリーを持った希少なミャンマー産スペシャリティコーヒーをフェアトレードで仕入れる強固で安定した調達ルートを築いています。そして、販売サポート体制にも注力していきます。さらに、「RoCoBeL」というブランドや、実証実験の中で生まれた「Connected Coffee(つながるコーヒー)」という社会的価値の高いブランドも条件を満たせば、無料で使用可能です。

経験や専門知識は不要。炊飯器でお米を炊くように誰でも簡単・失敗なく焙煎ができます。
修理のための部品代や送料などを含む、メンテナンスフリーのサブスク契約
そもそも、このレンタルシステムを採用した狙いはまったく違うところにありました。小型自動焙煎機は高温で連続稼働する機械の性質上、どうしても故障やトラブルが発生してしまいます。なので、定期的な点検・内部の清掃・メンテナンスそして修理が不可欠です。ただ、そのために焙煎機をサポートセンターでお預かりしている期間、お客様は焙煎ができません。この間はお客様にお待ちいただくことになります。また、焙煎機をサポートセンターに送る往復の送料や点検・メンテナンス・修理にかかる費用もお客様に負担いただく必要があります。修理にお伺いするとなれば、そのコストはかなりの金額になります。さらにはサポート要員の確保も必要となります。
もちろん、開発当初は「メンテナンスが極力、不要で、壊れない焙煎機の開発」を目指しました。しかし、それは正直、とても難しい事でした。だったら、発想を変えて、「売るのをやめて、レンタルにすればいい。メンテナンスや修理が必要になったら、交換すればいい」と考えました。専用のサポートデスクにご連絡いただければ、基本的に翌日には代替機が宅急便で配達されます。お客様には焙煎機を段ボール箱に詰め替えて、着払いでサポートセンター(泉佐野市)に返送していただきます。サポートセンターでは送られてきた焙煎機を点検・整備・清掃、修理を行い、そのマシンは再び、新しいお客様のもとに送られていきます。
また、RoCoBeLでは今後も開発は継続し、お客様からのFBや改善要請を吸い上げて、部品などの改良や焙煎プログラムのアップデートを行なっていきます。こうしたアップデートされたモデルを継続的に使用できるのもサブスクレンタルならではのメリットです。

修理やメンテナンスは情報の宝庫。収集したデータを開発チームにFBすることで発売後も焙煎機は進化を続けます。
おいしいのは当たり前。コーヒーの新しい価値創造に挑戦します
RoCoBeLが創業以来、取り組んできたのがConnected Coffee(つながるコーヒー)です。これはミャンマーのコーヒー農家や生産者、そして国内で焙煎する人、商品化し販売や提供する人、飲んで楽しむ人たちがつながっているコーヒーです。これは単なるトレーサビリティだけの話ではありません。それぞれのプロセスに関わる人たちの想いや期待を相互に共有し、想いを引き継いで消費者に届けます。いわば「こころがつながるコーヒー」なのです。そして、さらには「新しいつながりを生み出すコーヒー」。それがConnected Coffee(つながるコーヒー)」です。
Connected:コーヒー豆がつなぎ・創り出す新しいコミュニケーションと関係。これが当社の企業理念です。私たちが事業化し、実現したいのは「コーヒー自家焙煎の参入障壁を打破する」ことにとどまりません。コーヒーを通じて、人とヒト、社会をつなぎ、新しい出会いや感動を提供すること。つまり、コーヒーの新しい価値を創造することです。
Connected Coffee(つながるコーヒー)の具体的な取り組み事例や新しい価値創造については、これまでもプレスリリースで紹介してきましたので、ここでは割愛させていただきます。詳しくは下記のプレスリリース(ストーリー)を参照ください。
ここで一つ強調しておきたいのは、レッドオーシャンと化しているコーヒー市場を勝ち抜くRoCoBeLの基本戦略がConnected Coffee(つながるコーヒー)だということです。

<参照プレスリリース&ストーリー>
三方・四方...みんなよし。生産者から消費者まで、みんなをつなぎハッピーにする全員参加型のコーヒーへ。拡散・進化を続けるConnected Coffee
https://prtimes.com/story/detail/bDz4ADUvY4x
「おいしいコーヒー」は当たり前。コーヒーの新しい価値創造に挑むConnected Coffee(つながるコーヒー)
https://prtimes.com/story/detail/x08DAQfPEMx
みんなの夢がつながる「Dream Train Connected Coffee」発売
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000099626.html
RoCoBeLは進化し続けるプラットフォームです
2021年6月15日の会社設立以来、苦節5年余り。ずっとフィジビリティ・スタディ(実証実験)を繰り返し、おかげさまでたくさんの事例も出来上がってきました。しかし、肝心の小型自動焙煎機の開発で苦労し、今日までズルズルと時間を費やしてきました。2025年には、まずは2016年に発売されたモデルの復刻版の完成を目指して取り組んできましたが、ハードは復刻できても、なかなか納得がいく焙煎プログラムが定まらず、試行錯誤を続けていました。
プログラムの開発目標は「Amayar Full Washedの豆が世界で一番、上手に焙煎できるマシン」です。ユワンガン(ミャンマー)のSu Su Aungさんたち女性生産者が心を込めて作り上げたスペシャリティコーヒーの魅力を引き出し、酸味や苦味が舌の上に残らず、スッと消える、あのスッキリとした飲み口を感じることができるプログラムをこの半年間、ずっと模索してきました。そして、ついに過去最高の焙煎プログラムができたと自負しています。もちろん、完璧なマシンというにはまだまだ課題があります。しかし、1000台単位の量産機の発売までのつなぎの復刻版としては、ほぼ完成と言っていいところまで来ました。
完璧を求めすぎると、いつまで経ってもスタートは切れません。そもそも、私たちが選択した焙煎機の開発手法は、あらかじめゴールを設定しない「アジャイル開発」です。未完成の部分はこれまで通り、焙煎フレンズの皆さんと一緒に改良を続けていく所存です。
2026年2月には資本金を5000万円に増資し、5年間の累損を一掃しました。取締役会設置会社に移行し、会長と取締役を社外から迎え、ガバナンスの強化にも努めています。そんなわけで、大変お待たせしました。焙煎ビジネス・プラットフォーム「RoCoBeL」がスタートします。(了)
企業概要
社名:ビーンズ・コネクティッド株式会社
設立:2021年6月15日
資本金:5000万円
本社:神奈川県横浜市港北区大倉山3-41-13
代表取締役 宮崎秀敏
会長 村井 満(日本バドミントン協会会長/元Jリーグチェマン)
取締役 森戸拡義(株式会社ビバ 代表取締役)/磯村 歩(一般社団法人シブヤフォント共同代表)
監査役 小林純子(OHANA税理士事務所)
事業内容:小型自動焙煎機の開発とそれを使ったコーヒー焙煎ビジネス・プラットフォーム「RoCoBeL」の展開
記者発表およびConnected Coffeeの試飲会
日時:10月5日(月)友引 15時〜17時(14:30開場)
会場:シブヤフォントラボ イベントスペース
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目31−21 東急プラザ原宿「ハラカド」 7階
※オンラインでのハイブリッド開催
<プログラム>
1. 焙煎ビジネス・プラットフォーム「RoCobeL」の概要説明
2. RoCoBeL専用小型自動焙煎機の紹介と焙煎実演
3. ミャンマーの生産者グループ「Amayar Women's Coffee Group」の紹介
4. 「障がいを持つ人たちの就労を通じた地域社会との交流を支援する」事例紹介
5. シブヤフォントとの共創パートナーシップについて
6. 質疑応答
※会場では、ミャンマー産スペシャリティ・コーヒー(浅・中・中深・深煎り)の試飲ができます。
※様々な種類のConnected Coffee(つながるコーヒー)を展示しています。
<参加方法>
※来場いただける方(オンライン視聴含む)は下記よりお申し込みください。
https://forms.gle/V8JvQULNdyJhp5n19
※オンラインの視聴URLはお申し込みいただいた方に後日ご連絡します。
※会場の定員は50名、オンラインは100名先着とさせていただきます。
以上