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Bリーグ「CHAMPIONSHIP」 川崎は全員バスケの横浜BCに黒星

厳しいゲーム展開の中、30得点、18リバウンドと活躍するニック・ファジーカス選手(#22)

厳しいゲーム展開の中、30得点、18リバウンドと活躍するニック・ファジーカス選手(#22)

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 「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23 QUARTERFINALS」(準々決勝)のゲーム1(2戦先勝方式)が、5月14日に川崎市とどろきアリーナで行われ、川崎ブレイブサンダースは、横浜ビー・コルセアーズに勝利を譲った。チャンピオンシップで競う初の「神奈川ダービー」。最終スコアは、川崎86-91横浜BC。

適時に活躍する納見悠仁選手(#21)

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 藤井祐眞選手(#0)のシュートからゲームがスタート。前田悟(#13)、ニック・ファジーカス(#22)、ジョーダン・ヒース(#35)の3選手が連続3ポイントシュートを決め第1Q(クォーター)開始からわずか3分で11点差をつけて好スタートした。

 横浜BCも、森井健太選手(#18)が3ポイントシュートを2本決めて反撃。ベンチスタートした河村勇輝選手(#5)も登場して3ポイントシュートを決め4点差まで縮めるが、納見悠仁(#21)とファジーカスの両選手も3ポイントシュートを決めて反撃。第1Qは 川崎29-21横浜BC の結果になった。

 篠山竜青選手(#7)は、ゲーム後の会見で「(予想通り)横浜を走らせるとトランジションの早いバスケを展開してきた」と話す。第2Qの横浜BCは、スピードのあるトランジションプレーを展開するなかで、赤穂雷太選手(#6)、森川正明選手(#9)が長打で加点し、川崎32-29横浜BC と接戦。納見選手や前田選手がゴールを揺らして7点リードでゲームを折り返す。

 第3Qで、川崎は横浜BCの「全員バスケ」による反撃を受ける。ゴール下を支配するチャールズ・ジャクソン選手(#10)、インサイドでアプローチを続けるデビン・オリバー選手(#15)、強度なディフェンスという「攻勢」をかけ続ける赤穂選手のプレーで 川崎56-56横浜BC の同点に。藤井選手や納見選手の得点で粘るが、川崎66-68横浜BC と逆転を許して最終Qへ。

 4Qの川崎は、勢いづく横浜BCの攻勢に懸命なディフェンスを展開する中、ファジーカス選手、納見選手、藤井選手が得点し1ポゼッション差に戻すが、河村選手からのボールをチャールズ・ジャクソン選手が華麗に決めてタイムアウト。最終スコアは、川崎86-91横浜BC の結果になりゲーム2に希望を託す。

 川崎の佐藤賢次ヘッドコーチは「今日やれたことと、やれなかったことをしっかりと整理して明日絶対にやり返したい」と反撃を誓い、篠山選手は「高確率でシュートが決められてしまったことが大きなポイント。苦しい状況ではあるが、前向きにチャレンジャーの気持ちでチーム一丸となって戦いたい」と勝利への決意を言葉にした。

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