再建築不可物件の住宅用としての購入に関するアンケート調査の背景と目的
再建築不可物件は、相場より安く購入できる反面、現在の建物を壊すと二度と新築できないという大きな制限を抱えた不動産です。そのため、住宅用として検討する際も「リフォームでどこまで直せるか」「誰に相談すべきか」と不安を抱き、購入に踏み切れない方が少なくありません。そこで今回、株式会社ドリームプランニング(神奈川県横浜市中区/代表取締役:高橋樹人)が運営する不動産のお悩み解決サイト「負動産買取センター」が、不動産に興味関心を持つ方(有効回答数:356名)を対象に、「再建築不可物件を住宅用として購入することに対する意識」についてアンケート調査を実施しました。
【データの引用・転載についてお願い】
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、アンケート結果を公開している負動産買取センターのURL(https://dream-plan.com/fudosan/saikenfuka-purchase-survey/)へのリンク設置をお願い致します。※弊社への掲載許可は不要です。
【調査概要】
・調査対象-「不動産に興味関心を持つ方」
・有効回答-356名
・回答性別-女性 136名(約38%)/男性 220名(約62%)
・回答年齢-20代 33名(9.3%)/30代 118名(33.1%)/40代 117名(32.9%)/50代 60名(16.9%)/60代 25名(7.0%)/70代以上 3名(0.8%)
・調査主体-株式会社ドリームプランニング
・調査方法-インターネットによるアンケート調査
・調査期間-2026.4.10-2026.6.6
再建築不可物件を住宅用として購入することをどう思いますか?

1位 買いたくない 198件 55.6%
2位 どちらとも言えない 127件 35.7%
3位 買いたい 31件 8.7%
回答数:356件(単一回答)
まず最初に「再建築不可物件を住宅用として購入することをどう思いますか?」という質問をしたところ、「買いたくない」と回答した方が55.6%(198件)で過半数を占めました。
一方で、「どちらとも言えない」と回答した判断に迷う層は127件(35.7%)、「買いたい」と回答した前向きな層の31件(8.7%)を合わせると4割以上(44.4%)にのぼり、最初から完全に選択肢から外しているわけではなく、価格や条件次第で検討の余地を残している方が一定数存在することが浮き彫りになりました。
この結果から、再建築不可物件は「将来建て替えができない」という致命的なリスクに対する警戒感が極めて強く、多くの方にとって住宅購入の大きな心理的ハードルとなっていることが分かります。しかしその反面、相場よりも大幅に安く取得できる特性があるため、「リフォームで住めるなら安くマイホームを手に入れられるかもしれない」という期待もあり、安全性と経済性の間で深く葛藤している一般消費者のリアルな心理が改めて分かりました。
過半数が購入を拒絶する再建築不可物件に対する本音は?
次に、再建築不可物件を住宅用として購入することについて、もう少し詳しく伺ってみました。

1位 どんな理由があってもどんな用途でも不要 87/356 24.4%
2位 ほしくはないけど、すごく安くて建物の状態が良ければ買うかも 71/356 20.0%
3位 売却できるのが分かれば少しは検討する 70/356 19.7%
4位 相続で貰えるなら貰いたい 37/356 10.4%
5位 まずはよく勉強してから検討できるか考える 36/356 10.1%
6位 メリットデメリットが分からないので何とも言えない 20/356 5.6%
7位 多少抵抗はあるけど、リスクが分かるなら条件次第では買いたい 16/356 4.6%
8位 あまり抵抗はなく、安くて良い物件なら買う 9/356 2.5%
9位 住宅でなく投資用なら購入したい 4/356 1.1%
10位 抵抗は全くなく、安ければ比較的前向きに検討できる。 3/356 0.8%
10位 積極的に再建築不可物件を購入したい。 3/356 0.8%
アンケート結果により、再建築不可物件に対して強い抵抗感や警戒心を抱いている方が多いことが分かりました。
「どんな理由があってもどんな用途でも不要」が24.4%で1位、「ほしくはないけど、すごく安くて建物の状態が良ければ買うかも」が20.0%で2位となり、購入に対するハードルの高さが目立つ結果となっています。これは、再建築不可物件における「将来建て替えができない」という根本的なリスクや、維持管理・資産価値の低下に対する回答者の強い不安を反映していると考えられます。
次に1位から5位までを選んだ方のコメントをご紹介いたします。
将来の制約に対し、「家族構成やライフスタイルの変化に柔軟に対応できない」と強い警戒感を抱く声が集まりました。「資金計画の自由度が低い」といった流動性の問題から、購入を完全に避ける堅実な姿勢がうかがえます。
1位:「どんな理由があってもどんな用途でも不要」を選択した方のコメント
「再建築不可物件を住宅用として購入することには抵抗がある。将来的に建て替えができないという制約は、家族構成やライフスタイルの変化に柔軟に対応できない不安につながる。また、資産価値が伸びにくく、売却時にも買い手が限定される点が懸念される。さらに、金融機関の融資が受けにくい場合もあり、資金計画の自由度が低い。こうした理由から、長期的な安心感や流動性を重視すると慎重にならざるを得ない。」20代・男性
「買いたくないです。どんなに価格が安くても、再建築ができないという制約は大きなリスクだと感じます。将来的に売却が難しくなる可能性や、ローンが通りにくい点、リフォームにも制限が出る可能性があることを考えると、資産価値や自由度の面で不安が大きいです。居住用として長く住む場合でも、万が一のライフスタイルの変化に対応しづらいため、どんな用途であっても購入は避けたいと考えます。」30代・女性
「再建築不可物件は価格が安い一方で、将来の自由度が極端に低い点が大きなデメリットだ。建物を壊しても新しく建てられないため、資産価値が上がりにくく、売却も難しい。また金融機関の評価が低く住宅ローンが通りにくいことも多い。修繕費はかかるのに出口戦略が限られるため、長期的にはリスクが高いと感じてしまう。」20代・男性
2位には「ほしくはないけど、すごく安くて建物の状態が良ければ買うかも」が選ばれました。価格に惹かれつつも、「もしもの時に資産価値がゼロに等しくなってしまう」と懸念する声が目立ちます。「リフォームで十分に快適に暮らせること」など、リスクを見極める冷静な姿勢が見られます。
2位:「ほしくはないけど、すごく安くて建物の状態が良ければ買うかも」を選択した方のコメント
「再建築不可物件は価格の安さが魅力ですが、将来的に建て替えができない点や売却の難しさ、ローンが通りにくい点は大きなリスクだと感じます。居住用として長く住む前提であれば、建物の状態が良く、リフォームで十分に快適に暮らせることが条件。また、将来の出口(売却や賃貸)もある程度見込めるかが重要。安さだけで判断するのではなく、立地や周辺環境、資産価値の維持も含めて慎重に検討したい物件だと思います。」30代・男性
「価格が安いのは非常に魅力的ですが、将来的に大きな地震や火災があった際に、家を建て直せないというリスクがどうしても気になります。終の棲家として考えるなら良いかもしれませんが、もしもの時に資産価値がゼロに等しくなってしまうのは、私たち一般の購入者にとってはかなり勇気がいる選択だと思います。リノベーションでどこまで快適に住み続けられるのか、そのメンテナンス費用も考えると、慎重にならざるを得ません。」40代・女性
「再建築不可物件は価格が安い点は魅力ですが、建て替えできないことやローンが通りにくいこと、将来売却しにくいことが大きな不安です。自宅として長く住むことを考えると、災害や老朽化、家族構成の変化にも対応しにくいと思うので、建物の状態がかなり良く、価格も相当安い場合でなければ購入は難しいと感じます。」40代・男性
3位には「売却できるのが分かれば少しは検討する」が選ばれました。安価なメリットは認めつつも、「将来的に手放したくなった際に買い手が見つからない可能性」を危惧する声が多数です。「出口戦略(将来の売却や活用)を明確に描ける」かどうかが、購入検討の絶対条件となっています。
3位:「売却できるのが分かれば少しは検討する」を選択した方のコメント
「再建築不可物件は、購入価格が安いという大きなメリットがありますが、やはり資産価値としてのリスクが高すぎると感じます。住宅ローンが組みにくい点や、将来的に手放したくなった際に買い手が見つからない可能性を考えると、居住用としてあえて選ぶ理由は少ないです。ただし、更地にして隣地に売却できる確証があるなど、出口戦略が明確であれば検討の余地はあるかもしれませんが、基本的には避けるべき物件だと考えています。」40代・男性
「価格の安さは非常に魅力的ですが、将来的な資産価値の低さや、災害等で建物が滅失した際に二度と家が建てられないというリスクは、居住用としては致命的だと感じます。リノベーション技術で延命は可能ですが、耐震補強にも限界があり、銀行融資のハードルも高いため、現金に余裕があり、かつ出口戦略(将来の売却や活用)を明確に描ける玄人向けの物件という印象です。」30代・女性
「再建築不可物件は価格が安い点は魅力ですが建て替えができない制約や売却の難しさが大きなリスクだと感じます。そのため一概に良い悪いでは判断できず立地や建物状態将来的な出口戦略を十分に理解した上で慎重に検討する必要があると思います。」30代・男性
4位には「相続で貰えるなら貰いたい」が選ばれました。自ら購入するリスクは避ける一方、「せっかくの土地であれば活用できるようにしたい」と前向きに捉える声が見られます。「売却時にどうしても大きなデメリット」と理解しつつ、譲り受けるなら受け入れるという柔軟な心理がうかがえます。
4位:「相続で貰えるなら貰いたい」を選択した方のコメント
「相続であれば考えるけど、売ることも難しいし、悩みます。ただ、何かしらの方法を探して活用できないか模索はします。建築のプロと話をして何かしらの案はないかせっかくの土地であれば活用できるようにしたいと思う。ただあくまで相続としてであって、自分からあえて購入する気はないです。」50代・女性
「再建築不可物件に居住することに対しては抵抗はない。ただ、売却時にどうしても大きなデメリットとしてついてくるイメージがどうしてもある。その為、自身で購入を考える可能性は低いと感じている。もし相続等で譲られることがあれば検討はすると思う。」20代・男性
「親からまたは大切な家族や友人などから受け継げるのであれば思い出として持っておきたいがそうでないのなら必要ではない。ただし近隣によく通う施設や泊まりでないと行けない営業先などの宿泊先、または倉庫として使うのなら非常にありではある。」30代・男性
5位には「まずはよく勉強してから検討できるか考える」が選ばれました。特殊な条件ゆえに、「購入前に専門家に相談したうえで慎重に判断したい」と安易な決断を避ける意見が寄せられました。「資金計画や将来の活用方法をよく考えた上で」判断を下したいという、情報収集を重視する心理が表れています。
5位:「まずはよく勉強してから検討できるか考える」を選択した方のコメント
「再建築不可物件は購入価格が比較的安く魅力を感じましたが、将来的に建て替えができないことや売却時の難しさに不安もあります。一方で、立地や価格次第では十分に検討する価値があると思います。購入する際は、資金計画や将来の活用方法をよく考えた上で判断したいです。」30代・女性
「再建築できない点は大きな不安ですが、その分価格がかなり安く、建物の状態が良いのであれば検討の余地はあると思います。ただし将来の売却や相続のことを考えると慎重に判断したいです。購入前に専門家へ相談したいと思います。」30代・女性
「再建築不可物件については、価格が安いという点は魅力的ですが、建て替えができないというリスクも大きいと感じます。購入前に専門家に相談したうえで慎重に判断したいと思います。」30代・男性
再建築不可物件を住宅用として購入することへの意識調査まとめ
今回は不動産に興味がある方356名を対象にした、再建築不可物件を住宅用として購入することに関するアンケート調査の結果を発表してまいりました。再建築不可物件の購入に関して、「どんな理由があってもどんな用途でも不要」と答える方が24.4%で1位となり、将来の建て替えや売却リスクに対して多くの方が強い警戒感を抱いていることが分かりました。皆さんは、再建築不可物件を住宅用として購入することについて、どのようにお考えになりますでしょうか?ドリームプランニングでは、これからも不動産に関する様々な視点からアンケート調査を実施・発表してまいりますので、皆様のご参考になさってください。
■ニッチな不動産のお悩み解決サイト「負動産買取センター」について
負動産買取センターは一般的に売却が難しいニッチな不動産(いわゆる負動産)に関するお悩み解決コラムを発信するサイトです。またニッチな不動産の無料査定や売却相談も行っております。
■株式会社ドリームプランニングについて
株式会社ドリームプランニングは「不動産のあらゆる問題を解消し、人々の幸せと喜びを追求する」理念にもとづき、空家マッチングサイト(
不動産SNSウチカツ)の運営や、日本全国で売却の難しい特殊な負動産の買取、再販事業を行っている不動産会社です。
■会社概要
社名 :株式会社ドリームプランニング
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電話番号 :045‐641‐5480
代表者 :代表取締役 高橋樹人(たかはし たつひと)
設立 :2002年11月12日
URL :
https://dream-plan.com/