プレスリリース

川崎幸病院 川崎大動脈センターが『大動脈コミュニティ2026』を開催!患者さん・ご家族とともに術後の安心と健やかな生活を考える一日

リリース発行企業:社会医療法人財団 石心会

情報提供:


写真:大島医師による講演


社会医療法人財団石心会 川崎幸病院(神奈川県川崎市幸区・院長 石井耕士)の「川崎大動脈センター」は、2026年10月4日(日)、川崎日航ホテルにて、川崎大動脈センターで大動脈手術を受けられた患者さんとそのご家族を対象とした交流イベント『大動脈コミュニティ2026』を開催いたしました。
当日は480名の患者さんとご家族にご参加いただき、医師による活動報告や質疑応答、理学療法士による術後の運動レクチャー、人工血管の縫合デモンストレーションなどを通じて、術後の生活に対する不安解消と交流を深めました。


■ イベント開催概要

名 称:川崎大動脈センター『大動脈コミュニティ2026』
日 時:2026年10月4日(日)13:00〜16:00
会 場:川崎日航ホテル(神奈川県川崎市川崎区日進町1)

登壇者
大島 晋(川崎大動脈センター長・大動脈外科科長・大動脈外科部長)
尾崎 健介(川崎大動脈センター・大動脈外科部門長)
圷 宏一(川崎大動脈センター・大動脈外科)
浅田 浩明(リハビリテーション部長・理学療法士)

プログラム
1. 大島 晋医師による講演
2. 尾崎 健介医師による講演
3. 圷 宏一医師による講演
4. 浅田 浩明理学療法士による講演
5. 大島医師・尾崎医師による人工血管縫合デモンストレーション
6. 質疑応答


1.イベント当日の様子
大動脈疾患の手術を乗り越えられた患者さんが、術後も安全で質の高い生活を送っていただけるよう企画された本イベント。会場となった川崎日航ホテルには、全国各地から多くの患者さんとそのご家族が集まりました。
会場内は終始あたたかな雰囲気に包まれ、日頃の疑問を医師に尋ねる姿や、同じ手術を経験した参加者同士が笑顔で言葉を交わす場面が随所で見られました。







2.実施プログラムのハイライト
最新の診療実績と海外連携の報告
川崎大動脈センターの大島医師や尾崎医師より、当センターにおける最新の手術実績や、国際的な医療チームとの連携体制について報告がなされました。患者さんからは「技術だけでなく医療全体に対して先を見ておられることにとても感動しました。」「大動脈解離という病名を知っていても、それがどういうものか知らなかったので、少し理解することができて良かった。海外とも積極的に交流して、日々技術の向上を目指しているので信頼できると思いました。」といった声が聞かれました。

写真:尾崎医師による講演


理学療法士による「術後の運動・健康管理」指導
浅田理学療法士が登壇し、退院後の適度な運動量や日常生活での注意点について解説。実際に体を動かしながら確認できる実践的な内容に、参加者は熱心にメモを取られていました。

写真:浅田理学療法士による講演


執刀医による「人工血管縫合デモンストレーション」
イベントの目玉企画として、大島医師と尾崎医師が実際の人工血管を用いて縫合技術を解説をしながら実演。普段は見ることのできない緻密な医療技術を間近で見た参加者からは、驚きとともに「人工血管のデモンストレーションは迫力がありました」「大動脈置換手術の実演はすばらしく、自分の中にある人工血管がこのように手術されて私の体の中で働いてくれていると感激です」との感想が寄せられました。

                     写真:大島医師による実演


疑問を解消する「患者さんからのQ&A」
外来診療の時間内では聞ききれなかった日常の細かな疑問や血圧管理、フォローアップ受診の重要性について、大島医師、尾崎医師、圷医師が親身に回答しました。
かなり具体的な質問も投げかけられました。(※実際のQ&A)
また、当日皆さまからお寄せいただいたご質問については、今後お答えできるよう川崎幸病院 川崎大動脈センターホームページにて準備を進めております。

Q. 手術後の食事で注意すべき点はありますか?(塩分制限や納豆の摂取について)
A. 塩分管理について
塩分の過剰摂取は直接的な高血圧につながるため、控えめにすることが基本です。ただし、極端に制限しすぎて食生活の楽しみを損なうのではなく、一定のコントロールの範囲内で無理なく管理し、必要に応じて降圧薬を併用しながら調整していくことが大切です。

特定の食品(納豆など)の制限について
機械弁による人工弁置換術を受け、抗凝固薬(ワーファリン)を内服している方は、薬の効果を弱めてしまうビタミンKを多く含む食品(納豆など)に摂取制限があります。
誤って1食程度食べてしまった場合でも、ワーファリンの効果変動は数日かけて現れるため、無理に吐き出す等の必要はなく直ちに重大な問題になる可能性は低いです。ただし、続けて食べないよう注意が必要です。なお、ワーファリンを服用していない場合は制限はありません。


Q. 飛行機での旅行や運動(水泳、筋トレ、ゴルフなど)はいつから可能ですか?
A. 旅行や一般的な運動
飛行機を利用した海外旅行、温泉旅行、軽い運動などは基本的に制限なく楽しんでいただいて問題ありません。
有酸素運動は健康維持や予後改善にもつながるため、継続することが推奨されます。
水泳などを行う際は、傷口の痛みに応じて水中ウォーキングから始めるなど、無理のない範囲で進めてください。

筋力トレーニングについて
日常生活の範囲内での筋トレであれば基本的に継続可能です。極端な高重量(200kg等)を扱うような高負荷トレーニングでなければ問題ありません。

体幹をひねるスポーツ(ゴルフ等)の注意点
肋骨・側胸部を切開した術式の場合、ゴルフスイングのように体幹を強くひねる動作によって、術後1年以内に創部接合部に負担がかかって開いてしまった事例があります。側胸部を切開された患者さんは、術後1年程度は過度なひねり動作を控えるようご案内しています。


Q. 手術から退院まで、どのような職種が関わって治療を支えているのですか?
A. 手術室から病棟までのチーム医療
手術室内では、執刀医や麻酔科医だけでなく、器械出しを行う看護師、人工心肺装置を操作・管理する臨床工学技士、手術室の環境整備を行う看護助手、人工血管等の医療資材を管理・供給する企業スタッフなどが連携しています。
術後は、患者さんの個別状態に合わせた栄養管理を行う管理栄養士、早期離床と社会復帰を支援する理学療法士等のリハビリスタッフ、薬剤師、さらに医療制度や退院後の生活支援をサポートする医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)などが「ワンチーム」となり、患者さんの自立と回復を包括的にサポートしています。


3.参加者アンケートの声(抜粋)
開催後に実施したアンケートでは、参加者の[90%以上]が「非常に満足・満足」と回答いたしました。
(※以下感想より抜粋)
「大動脈の知識が深められました。またまわりの手術経験者の方の元気そうな姿を見て、改めて元気づけられました。デモンストレーションははじめてみる体験でしたが、とても分かりやすい説明で理解が深められました。」(60代・男性)

「家族が大変な病気になってしまいましたが、こんな素敵な先生方のいる川崎幸病院で診て頂く事が出来、改めてラッキーだったんだなと思いました。」(50代・ご家族)

「胸部の手術をしましたが、今日の話を聞いて改めて恐怖を感じ、よく助かったと思いました。」(70代・男性)




4.川崎大動脈センター / 法人概要
施設名:川崎幸病院 川崎大動脈センター
所在地:神奈川県川崎市幸区大宮町31番地27
サイト:https://saiwaihp.jp/daidomyaku/
病院名:社会医療法人財団石心会 川崎幸病院


【本件に関するお問い合わせ先】
川崎幸病院 広報部
担当:林
TEL:044-381-3373
Email:media@saiwaihp.jp

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