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川崎日航ホテルに「ペストリーショップ」 馬場園シェフパティシエが新たな挑戦

川崎日航ホテル「ペストリーショップ」

川崎日航ホテル「ペストリーショップ」

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 川崎日航ホテル(川崎市川崎区日進町1)1階にオープン(10月1日)した「ペストリーショップ」の馬場園安秀エグゼクティブシェフパティシエは、「五感に響き年代を超えて味わった人を笑顔にするスイーツ作りに」挑戦している。

川崎日航ホテルの馬場園安秀エグゼクティブシェフパティシエ

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 フランスのスターシェフレストラン「タイユバン」と「ロブション」がコラボレーションして1994(平成6)年10月にフレンチレストラン「タイユバンロブション」(現在=ジュエル・ロブション)として、恵比寿ガーデンプレイスに開業した。サービスをタイユバン、調理をジュエル・ロブションが担当する運営方法で、日本のフレンチレストラン界に本場の風を送り込んだといわれている。

 「タイユバンロブション」の立ち上げからデセール(デザート)やアントルメ(メインディッシュとデザートの間に出される一品)を担当していたのが馬場園さん。アントルメ・ド・パティスリー(ケーキなど)、アントルメ・ド・キュイジーヌ(ムース、スフレ、クレープなど)、アントルメ・グラセ(氷菓)などを担当。階下にあるパンやスイーツを取り扱うブティック(ペストリーショップ)の商品そろえや運営でも手腕を発揮した。

 馬場園さんは、「タイユバンロブションで教えられたのは、どの年代にもおいしく笑顔になるような商品作りをすること。この教えが今の私の原点。レストランの階下にあるブティックの運営でも多くのことをマスターした」と話す。

 馬場園さんは2016(平成28)年4月に、川崎日航ホテルのペストリーシェフに就任。「素材にこだわり、五感に訴え、笑顔になれる商品作り」を信念にしたスイーツのやさしい味が評判となり、リピーターも増えている。

 川崎日航ホテルは、馬場園さんの経験と実績を生かして「ペストリーショップ」をホテル1階にオープンした。「素材の持ち味を大切にして、見ているだけでも楽しくなるような色とりどりのケーキ、焼き菓子、ショコラ、コンフィチュールなど多彩なラインアップを用意している。神奈川県足柄産の栗を使った自慢のモンブラン、川崎市内の養鶏場から届く新鮮な卵で仕上げたプリン、川崎で採蜜したはちみつのマドレーヌ、川崎産ブルーベリーのコンフィチュールなど、郷土の味や香りを味わってほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は、10時~20時。第3火曜日定休。

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