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チネチッタが南武線でつながる「先輩劇場」の立川シネマシティへ健闘をたたえる

16日からチネチッタで「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」が公開された

16日からチネチッタで「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」が公開された

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 チネチッタ(川崎区小川町4)が12月16日、特殊な音響システムで上映を行う立川シネマシティにエールを送った。

ラインアレイや特殊なスピーカーが設備された劇場内

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 同劇場の「チネ8」に配備されたLIVE ZOUNDは日本初の大型ライブホールを先駆け、国内外のアーティストのライブのプロデュースを手掛けてきた同グループ会社「CLUB CITTA'」の音響スタッフが劇場内の音作りの調整を担当する。LIVE ZOUNDの企画を立ち上げた際、立川シネマシティにアドバイスをもらった経緯がある。16日から公開された「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」に照準を合わせ9月から「シン・ゴジラ」「君の名は。」といった音響にこだわる作品を上映してきた。

 チネチッタ番組編成・宣伝グループ課長の藤本恵弘さんは「IMAXや4Dを導入した劇場がある中、チネチッタでは独自の特色を打ち出したい。日本初のラインアレイ(スピーカー)の導入しようとした矢先に立川シネマシティさんに先を越されたが、機器のメーカーは違うのでお互いに特性を生かした音になっていると思う」と話す。

 「映画の魅力を増幅させるためなら、時にはエキセントリックな音になることも辞さないつもり。お互いの劇場の音の違いを聴き比べて体感してほしい。立川のシネマシティさんのように全国から映画ファンが足を運んでもらえる映画館になればと」と藤本さん。

 「こだわりの音響の先駆けの劇場として、南武線南北でつながるシネマシティを『先輩劇場』と敬意を表している」とたたえる。JR南武線がつなぐ両シネコン。シネマシティをライバル視するも年末年始に向けお互いの健闘をたたえエールを送った。

 「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」が12月16日、全世界同時に解禁され、同劇場でも公開された。

 鑑賞料は一般=1,800円、LIVE ZOUNDも普通上映も同一料金。

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