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川崎ブレイブサンダースがホーム開幕は黒星スタート 「教訓を得た試合」と篠山選手

チームプレーで主役を務めるジョーダン・ヒース選手(撮影=加藤恵三)

チームプレーで主役を務めるジョーダン・ヒース選手(撮影=加藤恵三)

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 Bリーグ・川崎ブレイブサンダースは、10月8日より川崎市とどろきアリーナに広島ドラゴンフライズを迎えたホーム開幕節ゲーム1で、強固な広島のディフェンスにリズムをつかめず 川崎71-72広島 で黒星スタートになった。

劣勢の中27ポイント7リバウンドで活躍するニック・ファジーカス選手

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 ゲームは冒頭より広島の強固なディフェンスが見られ、川崎はスティールからのターンオーバーが連続しリズムをつかめないまま第1Q(クォーター)を終える。広島は第2Qに入ってもフルコートでの強固なディフェンスを維持。川崎は、ボール運びに戸惑いが出る中、川崎らしいチームオフェンスが発揮することなく 川崎27-42広島 で前半を終える。

 第3Qに入り、川崎の反撃がスタートし加点を続け6点差まで縮めるも広島はそれを許さず3ポイントなどで点差を離して第4Qへ。最終Qでも川崎の反撃は広島のディフェンスに抑えられ、一時は17点リードとなるも、ここから川崎の逆転劇が始まる。川崎は残り32秒で、篠山竜青(#7)、ジョーダン・ヒース(#35)の活躍で 川崎68-71広島 の1ポゼッション差まで迫るが、時間が味方せず1点差のままタイムアップした。

 川崎の佐藤賢次ヘッドコーチは、「20ターンオーバーでは、なかなか得点は伸びない」と広島のディフェンスが予想を超えて強固だったことを振り返った。藤井祐眞選手も「ホーム開幕で勝ちたかったので本当に悔しい。出だしで空回りしターンオーバーを連発。チームとして前半ミスが多くて追う展開になってしまった」と総括した。

 川崎に取っては、終始ゲームヘゲモニーを取ることができない流れであったが、4Qをクロスゲームまで持ち込む力を見せた。併せて総力で対応すれば解決が可能な問題点であるため、有意義な黒星といえる。篠山選手は「我慢して我慢して諦めずにやるという部分は開幕してすぐのゲームでしたがしっかりと体現できたと思う。ミスがたくさんあって、それをしてしまうと勝てないという教訓を得た試合」と総括しており、次へ向けて先を見据えていた。

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