川崎駅周辺で10月30日、近隣の商業施設で組織する「11店会」のメンバー150人が一斉清掃を行った。
10月29日から2日間にわたり開催した「カワサキハロウィン2017」の関連企画。
同イベントは毎年10万人以上が来場する国内最大級のハロウィーンイベントとして川崎駅周辺の商業施設と協力して行っている。
イベント後のごみの課題が各地で見られる中、同団体では近年、地元のNPOと協働でパレードの最後尾でゴミを拾うなどして、「日本一クリーンなハロウィーン」を目標に掲げている。今年は雨のため29日のメインパレードは中止になったが、翌日の朝に同会と清掃ボランティアNPO法人「グリーンバード」と協力して清掃を行い、20リットルサイズのゴミ袋40袋以上を集めた。
参加者の一人、中野智之さんは「清掃活動をきっかけに各デパートの従業員と交流できた。植え込みには目につかないごみが多かったが、多くの参加者がいてキレイになり朝からすっきりした。引き続きクリーンなハロウィーンを目指したい」と話す。
同NPOスタッフの那須野純花さんは「私たちの目的は、『ポイ捨てはかっこ悪い』と、ごみ拾いを通じてコミュニケーションを取る事。少しでもイベントの力になれた事を誇りに思う。川崎を好きになるきっかけになればと」と笑顔を見せる。