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川崎・等々力競技場で「災害フードフェス」 来場者に火付け体験も

スタッフの指導のもと子どもに火付け体験も

スタッフの指導のもと子どもに火付け体験も

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 等々力陸上競技場で1月20日、食べながら学ぶ「災害フードフェス」が行われた。運営はトビラ(中原区新城)。

「災害フードフェス」を運営するトビラのスタッフ

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 同イベントは中原警察署が主催する110番にちなんだ第67回神奈川県中学校サッカー大会「110カップ」の一部で、競技場外に10数団体のブースが出展した。

 出展者は災害備蓄品のアレンジメニューを考案し、災害時でも身近にあるもので調理しやすいメニューを紹介。「減災ガールズ」のブースは、熊本県益城町の避難所で活躍した簡易みそ汁や備蓄食品の「ローリングストックレシピ」の試食付き体験を用意。楽しく学べる防災プログラムを展示した「TAMAGAWA CAMP」は、キャンプ用品を使った火付け体験を提供した。

 同イベントのディレクターの伊早坂遥さんは「安全安心の啓発を警察、消防、行政、スポーツチーム、飲食店、地域団体が、まずはイベントを通して協力する機会を持つことで、中原区内で想定される災害時へのアクションへつなげたい」と話す。

 来場者の臼井花恵さん(中原区在住)は「火について会話が親子で出来た。火を点けるという機会がないので、少し心配だったが、娘の真剣な顔と嬉しそうな顔を見れて良かった」と話す。

 伊早坂さんは「引き続き各団体と協力体制を構築し、実用的な避難訓練を提案していきたい」とも。

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