東急東横線武蔵小杉駅隣接のこすぎコアパーク(川崎市中原区小杉町3)とその周辺で11月24日、「第4回小杉フードフェス」が行われる。
2017(平成29)年に第一回が行われ、開催の度に2万人以上が来場する同イベント。今年の7月には初めて2日間開催して、多くの人でにぎわった。
今回は、「台風19号の被害を受けた武蔵小杉の町を、食を通じて元気づけたい」という呼び掛け人の「ナチュラ」社長・河合倫伸さんの思いに共感した地元の飲食店が立ち上がり、急きょ開催が決定した。売り上げの一部は中原区の水害被災地復旧に充てるという。
出店するのは「ナチュラ」「とんとん拍子」「ビストロランタン」「TKBrewing」「ナマステヒマール」「コスギカレー」「泉坂」「バンブー」「すずや」「とさかーな」「JAGA」「ロッコマン」の12店舗。「飛騨牛ミンチカツ」「川崎ハーブソーセージドック」「黒豚あんかけチャーハン」「和牛熟成肉のボロネーゼ」「ヨーロピアンキーマカレー」など、フードフェス恒例メニューや、各店が工夫を凝らしたメニューを提供する。
会場では、川崎フロンターレ、川崎ブレイブサンダースの協力で、タッチフープスやキックターゲットを用意したキッズスペースを設置。ステージでは、地元で活動するダンスチームダンス、ご当地アイドルのライブやカクテルショーを展開する。17時からは、こすぎコアパークのイルミネーション点灯式を行う。
河合さんは「今回の台風では水害にあった飲食店も多く、多くの方が楽しみにしていたイベントも中止になってしまった。自分たちにできることは食を通じて町を元気にすることではないか、と思い声を掛けたら、こんなに多くの飲食店が集まってくれた」と話す。「僕らのやる事で、一人でも多くの笑顔が生まれればうれしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~20時(キッズエリアは17時まで)。点灯式=17時~17時20分。雨天中止。