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川崎大師で現代芸術展「仲見世でアート2016」 伝統風景と交ざり合う

いつもの商店街の風景に芸術作品が溶け込む

いつもの商店街の風景に芸術作品が溶け込む

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 川崎大師平間寺大山門につながる仲見世通で現在、現代アートの作品展「仲見世でアート2016」が行われている。

見どころのひとつ「メッセージ」(山本伸樹、1998年制作)

 川崎大師名物のとんとこ飴やだるまを販売する店の合間に、アーティストの彫刻やインスタレーションを展示。路上だけでなく街路灯にも写真が掲げられており、日常空間にアート作品が溶け込む様子が楽しめる。

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 川崎の顔である工業地帯と現代芸術を共存させる試みとして、2004年に浜川崎で始まった「アートカワサキ」の流れを受け継ぐ同イベント。2011年から川崎大師に場所を移し、今年で6回目の開催となった。地元の中学生による公開ドローイングなど、地域の学校を巻き込んだプログラムも充実させた。

 同イベントで経済効果も生まれ、アート作品を目的に市外から会場を訪れ、川崎大師を詣で、商店街で買い物をする人も増えているという。

 主催のアートかわさき実行委員会・関直美さんは「このイベントは『アートの出前』。普段現代美術に触れる機会がない人も、これを機に知ってくれたら」と話す。

 11月20日には川崎大師平間寺大山門前でダンスパフォーマンスの披露が行われる。同イベントは今月27日まで。