プレスリリース

「目で話す時間」を光として記録する― アーティスト・まちだリなが横浜で滞在制作、イベント「みつめあうだけ」を実施

リリース発行企業:公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団

情報提供:

アーツコミッション・ヨコハマ(運営:公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)による「2026-2027年度 つながる創造:ACYアーティスト・フェローシップ助成」の採択者であるアーティスト・まちだリなは、横浜市戸塚区でに滞在制作を行い、オープンスタジオ・イベント「みつめあうだけ」を開催します。イベントで生まれた成果を含め、2027年度に作品展示として発表予定です。

参考画像:東京藝術大学 芸術情報センター オープンラボ 2026「観測所」記録写真

 まちだリなは、身体の意図しない反応や、それによって生じる時間のずれや遅れに関心を持ちアニメーションや映像を主軸に作品を制作しています。今回の横浜での滞在制作では、視線入力装置を使用して言葉を選び対話を行う知人との出会いを背景としたプロジェクトを行います。
 今回のオープンスタジオ・イベントでは、「ただ20分間、みつめあうだけ」を体験する場を開きます。参加者は一対一で向かい合い、発声や身振り手振りを行わず、ただひたすらに、見つめ合います。成功も失敗もなく、ふと目をそらしてしまってもかまいません。そこで生まれた視線の動きを映像として可視化し、「目で話す時間」の軌跡を投影作品として記録します。投影はどなたでも自由にご覧いただけます。
これらは、言葉を使わずに、視線だけで向き合うコミュニケーションや対話の可能性を探る試みです。視線は情報を伝えるためだけのものではなく、相手の存在を受け止め、自らの存在を差し出す営みでもあるでしょう。こうして立ち現れる、社会の速度から見れば「遅延」とも捉えられる時間に向き合います。このイベントで参加者とともに遅延すること・言葉が届ききらないこと、だからこそ現れるコミュニケーションを探り、2027年の展示へとつなげていきます。

開催概要

オープンスタジオ・イベント「みつめあうだけ」

展示
日程:2027年秋~冬(予定)
会場:未定
*詳細は2027年夏頃にACYのwebサイトにて公開します

主催:まちだリな
助成:アーツコミッション・ヨコハマ(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
令和8年度文化庁文化芸術創造拠点形成事業

アーティスト


photo:Kenji Agata
まちだリな1997年千葉県市原市生まれ。2026年現在、東京および横浜を拠点に活動。2026-2027 年度 ACY アーティスト・フェロー。
うまくできないことに伴う恥や躓きを身体性の極北と捉え、その現れを探究する。特に眩しさによるくしゃみ、吃音、悴む手など、意図しない身体の反応や、環境とのあいだに生じる遅延や齟齬を見つめ、アニメーションや映像を主軸に、不器用さや逸脱が消去される以前の状態を作品化する。
主な展示に「Being Alone」(HAU Hebbel am Ufer、Goethe-Institut/ベルリン/2026)など。作品は国内外の展覧会および20カ国以上の映画祭で発表されている。
https://machidalina.com/



滞在拠点


撮影:堀越圭晋(エスエス)
Murasaki Penguin Project Totsukaパフォーミングアーツとマルチメディアアート拠点。黒田杏菜(ダンサー/振付家)、デイビットカークパトリック(サウンドマルチメディアアーティスト)によって2010年に設立された、アーツカンパニーMurasaki Penguinが運営。大洋建設株式会社が地域貢献の一環として、国内外のアーティスト支援と地域コミュニティに新たな体験を提供することを目的として2022年9月にオープン。ダンスや演劇、音楽、映画など、さまざまな形態の作品発表が可能。
https://www.mpptotsuka.com/




助成

アーツコミッション・ヨコハマ
公益財団法人横浜市芸術文化振興財団が運営する「芸術文化と社会を横断的に繋いでいくための中間支援」のプログラム。
https://acy.yafjp.org/

「2026-2027年度 つながる創造:ACYアーティスト・フェローシップ助成」
アーティストキャリアを支援し、アート活動を通じて地域の創造的活動に貢献します。
*過去リリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001515.000014302.html 


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