
横浜市民ギャラリーあざみ野(横浜市青葉区あざみ野南1-17-3)では、2025年度の展覧会ラインナップを公開いたしました。現代美術、こども、写真・カメラ、障がいのあるアーティストの作品など、企画展から小展示まで、幅広く多彩な企画でみなさまをお待ちしております。どうぞご期待ください。
あざみ野こどもぎゃらりぃ2025「ふしぎのでいりぐち」
2025年7月25日(金)~8月3日(日)
ふしぎにであういりぐち?ふしぎをもちかえるでぐち?
アーティストの作品に囲まれて、まだ知らない世界へ、ちょっと迷い込んでみませんか。
子どもも大人も、みんなで楽しめる展覧会です。

山元南穂《オクトポリス》2025年/アニメーション(6分42秒)
時間|10:00~16:00(最終日のみ19:00まで)
会場|展示室1
料金|入場無料(事前予約なし)
休館|7月28日(月)
ナイトイベント|8月3日(日)
出品作家|いとい ゆき、おおしまたくろう、みんぐるりんご、山元南穂(やまもと・なお)

山元南穂《オクトポリス》2025年/アニメーション(6分42秒)

おおしまたくろう《NB-606》2018年 Photo:木下浩佑

おおしまたくろう《疑似耳人》2023年 Photo:丹羽彩乃
あざみ野コンテンポラリーvol.16庄司朝美 ジョージア研修成果発表展「トビリシより愛を込めて」
2025年10月11日(土)~11月3日(月)
画家・庄司朝美の個展を開催します。2022年から約1年間ウクライナの隣国ジョージアの首都トビリシに滞在した作家による成果展です。写真、ドローイング、映像インスタレーションをはじめ、帰国後に描いた絵画を通して、親密さと異国で過ごした時間、季節、空気を感じることができるような、旅の経験に近しい空間を立ち上げます。

庄司朝美「Window Painting」シリーズより 2022-2023年
時間|11:00~18:00
会場|展示室1
料金|未定
休館|10月27日(月)
出品作家|庄司朝美(しょうじ・あさみ)

庄司朝美「Window Painting」シリーズより 2022-2023年

庄司朝美「Window Painting」シリーズより 2022-2023年

庄司朝美「Window Painting」シリーズより 2022-2023年
あざみ野フォト・アニュアル2026上原 沙也加展
2026年1月24日(土)~2月22日(日)
本展では、注目の若手写真家・上原沙也加(1993年沖縄県生まれ)による沖縄島と台湾に取材した写真を取り上げます。沖縄と台湾―その歴史の類似だけでなく、日本の植民地支配を介して接続しているこの2つの土地―において、上原のレンズが捉えてきた、多様な文化と歴史が襞のように折りたたまれた「場所」と「時間」を見つめ、鑑賞者がこれらの土地を一歩一歩あるくように、一人ひとりの風景として記憶することができる機会となることを願っています。

上原沙也加《花売りのおばあさんから買ったバラの花》「花売りのおばあさん」より 2023年 アーカイヴァルピグメントプリント
時間|11:00~18:00
会場|展示室1
料金|未定
休館|2026年1月26日(月)
出品作家|上原 沙也加(うえはら・さやか)

上原沙也加《沖縄県 那覇市 鏡水》「眠る木」より 2021年 アーカイヴァルピグメントプリント

上原沙也加《沖縄県 那覇市 松尾》「眠る木」より 2022年 アーカイヴァルピグメントプリント

上原沙也加《ストーブのある小屋》「幽霊たちの庭」より 2023年 アーカイヴァルピグメントプリント
横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展2026年1月24日(土)~2月22日(日)
横浜は日本における写真発祥の地の一つとして、近代日本の写真映像文化の歴史に大きく貢献したと言われています。 横浜市ではこうした歴史を踏まえ、映像文化都市づくりを進めるため、アメリカのサーマン・F・ネイラー氏が40年にわたって世界各地から収集したコレクションを取得しました。当館に収蔵するこの横浜市所蔵カメラ・写真コレクションを、テーマを設けてご紹介します。

2024年度コレクション展の様子 Photo : Ken Kato
時間|11:00~18:00
会場|展示室2
料金|無料(仮)
休館|2026年1月26日(月)
横浜市所蔵カメラ・写真コレクション「Gallery in the Lobby」
横浜は日本における写真発祥の地の一つとして、近代日本の写真映像文化の歴史に大きく貢献したと言われています。 横浜市ではこうした歴史を踏まえ、アメリカのサーマン・F・ネイラー氏が40年にわたって世界各地から収集したコレクションを1993~1994年に取得しました。
本館では、市民のみなさまに「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション」を気軽に親しんでいただくため、エントランスロビーに設置した展示ケースで小展示を行います。今年度の開催は4回、それぞれテーマをもうけて収蔵品をご紹介します。
第1期:2025年5月2日(金)~5月25日(日)「カメラのしくみ 2025」
第2期:2025年9月27日(土)~10月19日(日)「写真の見え方を拡げる道具たち」
第3期:2025年10月21日(火)~11月9日(日)「アートフォーラムあざみ野20周年特別企画 アニバーサリーとカメラ」
第4期:2026年2月28日(土)~3月22日(日)「まるい、ながい、おおきい、ちいさい、いろいろな規格のフィルムとカメラ」

コンパー・シャッター/フリードリヒ・デッケル・ゲーエムベーハー/1912年

エンサイン・ミゼット・シルバー・ジュビリー、モデル S/33/ホートン=ブッチャー・マニュファクチュアリング・カンパニー・リミテッド/1935年

《画像後列右から》オーディナリー・コダックA、B、C/イーストマン・カンパニー/1891年、《画像前列右から》フォトレット/マジック・イントロダクション・カンパニー/1893年頃、ライカ I (A)/エルンスト・ライツ・ゲーエムベーハー/1925年、ヒット/東郷堂/1952年頃
障がいのあるアーティストたちの作品を展示するFellow Art Gallery
ギャラリーの名称「Fellow(意味:なかま)Art」は、誰もが障がいのあるなしで区別されることなく、同じ地平で認め合える豊かな関係性が築かれることを願って名づけたものです。2025年度は2階ラウンジを会場に3回の展示替えと、エクステンションとして会場を地域の施設に移して作品を広くご紹介します。
vol.55 青木優展 4月30日(水)~7月21日(月・祝)9:00~21:00
vol.56 河村嘉英展 9月24日(水)~11月23日(日)9:00~21:00
vol.57 風香展 11月26日(水)~2026年3月8日(日)9:00~21:00
Fellow Art Gallery, Extension(アウトリーチ展示)
7月23日(水)~9月22日(月)予定 会場:未定

青木優《アカイトウガラシ アカイウメ ダイコン》 2018年 アクリル、キャンバス

河村嘉英《drawing》 2024年 新聞紙にフロッタージュ

風香《ぞうがちきゅうをふみつける》2024年 アクリル、キャンバス
横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
〒225-0012 横浜市青葉区あざみ野南1-17-3 アートフォーラムあざみ野 内
TEL 045-910-5656 FAX 045-910-5674
https://artazamino.jp/