プレスリリース

人的資本を最大化し “人手不足” を跳ね返す──「クラストリーム AI リサーチ」β版受付開始

リリース発行企業:株式会社アイ・ピー・エル

情報提供:

業務用の動画配信システム「クラストリーム」を提供する株式会社アイ・ピー・エル(本社:神奈川県厚木市 代表取締役:吉川 実)は、企業向け動画配信サービス「クラストリーム」に新たなAI機能「クラストリーム AI リサーチ β版」を搭載し、2025年5月7日より先行リリースいたします。
どんな動画も内容の検索が可能に。RAGを動画に応用した国内初のAI検索

質問をすることで、アップされている動画を瞬時に検索。概要や動画の該当箇所へタイムスタンプが表示されます。

本機能は、講義や研修などあらゆる形式の動画を、AIが「検索可能なナレッジ資産」に変換する技術です。ユーザーが質問するだけで、AIが該当する動画シーンを即座に表示。さらに、自動字幕・要約・タイムスタンプジャンプといったナビゲーション機能により、知りたい情報に最短でアクセスできるようになります

従来、文章データにのみ適用されていたRAG(Retrieval-Augmented Generation 検索拡張生成)を、限定動画配信プラットフォームの機能に転用したのは国内初です(※)。大量の動画資産を抱える企業にとって、検索性・再利用性を飛躍的に高めるソリューションです(※当社調べ、特許出願中)。
リリースの背景
2023年3月期決算から上場企業に人的資本情報の開示が義務化され、研修投資額や離職率といった指標が投資家評価の新たな焦点となっています。さらに採用難・高離職の進行で「限られた人材をどう開発・定着させるか」が企業価値を左右する時代に入りました。
また、DXや働き方改革の一環で、動画研修・OJTを強化する企業が増えています。その一方で、人手不足の深刻化により既存社員の育成が急務となっています。
製品概要
「クラストリーム AI リサーチ」(以下AIリサーチ)は、当社動画配信システム〈クラストリーム〉にRAGを組み込み、社内動画を“検索可能なナレッジ資産”へ変換する国内初のオプションです。ユーザーが自然文で質問すると、AIが
- 該当シーンを秒単位で特定
- 要約・自動字幕生成
- タイムスタンプジャンプ

を即時提示し、動画の要点とみるべきシーンをすぐに確認することができます。

なお、AI リサーチはお客様の動画データや音声認識結果を外部に送信しない設計であり、学習モデルに対するフィードバック利用も行いません。企業内の機密情報を安全に取り扱えます。

導入企業が得られる4つの成果領域
導入によって、企業は次のような効果を得られます。

※この数値は当社内テストおよび先行導入企業での試験結果に基づいた期待値です。実際の効果は導入環境・動画内容により変動します。
放送局などでの先行導入予定。教育にかかるコストと時間を大幅削減の事例
既に一部の放送関連企業で先行導入が進んでおり、ある企業では「研修時間の大幅な短縮により、月間の教育関連コストと時間の削減を実現」した実績も出ています。今後は製造・金融・自治体など、大量の動画アーカイブ活用が進む企業を中心に、導入拡大予定です。
導入方法
すでにクラストリームをご使用いただいているクライアント様
 営業担当にご連絡ください。
ご新規の企業様
 リンクより、お問い合わせください。
 ※https://classtream.jp/download/
 お電話でのお問い合わせ:046-295-3971
料金プラン(仮)
なお、本機能は「クラストリーム」導入企業を対象としたオプションサービスとして提供されます。有料版の料金は変更になる可能性があります。




本ベータ版は「字幕生成+要約+検索機能」などの主要機能を中心に、体験版として先行リリースしております。今後の安定稼働を確認し、2025年秋頃を目途に正式版リリースを予定しております。
今後の機能拡張予定
今後、クラストリームAIリサーチでは、企業の人的資本開示・人材育成DX・人手不足対策をさらに加速させるため、下記のような機能強化を段階的に実施してまいります。

1. 人的資本ダッシュボード(IR開示を標準装備化)
研修動画の視聴ログや検索キーワードなどを自動集計し、人的資本情報として数値可視化できるダッシュボードを拡充します。企業が株主・投資家向けのIR資料や経営レポートに活用できる形でデータを出力し、データドリブン人事を後押しします。

2. RAG検索の使用状況可視化
社員が、どんなキーワードで検索し、どの動画を参照しているかを把握しやすくするレポート機能を強化します。これにより、現場レベルでの学習ニーズを可視化し、人手不足領域や新規製品対応など、特定分野の研修充実を計画的に進められます。

3. PDF/スライド分析への拡張・MCP対応/履歴機能
また、動画だけでなくPDF・スライド資料も合わせて分析可能にし、企業内のあらゆる学習コンテンツを一元的に検索できるようにしていきます。その他、外部連携や質問の履歴を残す機能を拡充していきます。

4. スマートフォン対応
人手不足の現場や外出先でも、隙間時間でRAG検索・動画視聴が完結するよう、スマートフォン対応を強化。UI/UXをモバイルフレンドリーに最適化し、多忙な従業員でも柔軟に学習を継続できます。

5. AIエージェント化・自動要約/FAQ生成(中期的機能)
検索機能をさらに発展させ、チャット型のAIエージェントがユーザーの質問意図を理解し、関連動画や要約を瞬時に提示する機能を検討中です。将来的には、AIがFAQを自動生成して社内ヘルプデスク対応をサポートする構想も進めてまいります。

上記の機能拡張を通じ、クラストリームAIリサーチは企業の「人的資本管理」に一層対応し、社員一人ひとりの学習効率と組織全体の生産性向上を実現するプラットフォームへと進化していきます。今後のアップデート情報につきましては、順次公式サイト等で発信してまいりますので、ぜひご期待ください。

※上記機能は開発状況や顧客ニーズにより変更する場合があります



「クラストリーム」とは
「クラストリーム」はビジネス向けの動画配信システムで、主に研修や会議、社内イベント、ウェブセミナーの配信で用いられています。利用実績は1,500社以上、累計利用者数は100万人を超えました。導入先は中小企業から大企業まで多岐にわたり、官公庁、大学、病院などでも利用されています。

クラストリームの公式サイトはこちら
会社概要
会社名:株式会社アイ・ピー・エル
代表取締役:吉川 実
所在地:神奈川県厚木市中町4丁目9番17号 ハラダセンタービル3階
事業内容:動画配信サービス事業、コンピュータソフトウェア開発事業

本件に関するお問い合わせ
株式会社アイ・ピー・エル 広報・PR担当
電話:046-295-3971 E-Mail:info@ipl-soft.co.jp

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