「コミニティーハウスさくら」(川崎川崎区東田町3)で1月28日、「国際大学GLOCOM」と「川崎市環境総合研究所」が「ゴミ拾いとマチのデザイン」イベントの分析結果を発表した。
「環境情報・写真データを用いたコミュニティ活性化支援に関する共同研究」の一環として川崎市で1月28日に開催した同イベント。当日は、ゴミ拾いアプリのPIRIKA(ピリカ)とゴミ拾いボランティアNPO法人グリーンバードの協力で35人の参加者が仲見世周辺を清掃した。
同研究では、ポイ捨てする時間と行動を分析するために商店街の飲食店にカメラを設置し、ゴミを寄せつけていると予想される植え込みには、ポイ捨てをしにくくするためのデザインとして、麻袋の土のうに区の花であるビオラを敷き詰め、効果を分析した。
分析結果の発表当日は、これまでの取り組み内容と、分析結果を基にディスカッションを行うワークショップを開き、20人が参加。気付いたことを共有した。
コミニティーハウスさくらの佐藤冬航さんは「これから何をするべきか、答えが出ても一歩が踏み出せないが、今回の活動は踏み出すためのよいきっかけの一つだと感じた。いろいろな分析結果からポイ捨ての現状を知った。実際に施設の玄関に花壇を置いたが、ここ数日間、ゴミは捨てられていない」と話す。
GLOCOMの庄司昌彦さんは「少子高齢化が進むと人のつながりが衰退し、身近な環境の維持が難しくなるのではないかと思っている。ゴミ拾い活動を通じて身近な地域の環境を知り、話し合い、新たな人のつながりを生み出すモデルを発展させ、川崎市内外に広めていきたい」と意気込む。