子ども向けに「モノづくり」の面白さを実体験してもらうイベント「川崎のものつくり×化学で作る」が8月28日、ホテルオンザマークス(川崎市川崎区小川町、TEL 044-221-2250)で開催される。
川崎市から「市内最高峰の匠」として認定された「かわさきマイスター」である田中司好さんが経営する「つかさサンプル」(宮前区水沢3)と同ホテルが共催する同イベント。「モノづくり」の面白さを、地元の企業が連携して子どもたちに伝えるという意図で、同ホテルのカフェスペースを利用して行う。
当日は、親子で食品サンプルを作る体験や実物のタルトとサンプルのタルトを実際に見比べながら食べる企画に加え、秋山泰伸東海大学工学部教授教授と同学科の学生が講師を務める「化学をつかったなんちゃってサンプルづくり」も開く。
同ホテル支配人の田中大樹さんは「このような企画でカフェを利用して地域と連動できるのはうれしい。川崎は小学校の夏休みも終わったので自由研究というわけにはいかないが、食品サンプルという身近な題材からモノづくりや化学の楽しさを親子で味わい、川崎らしい夏の終わりを楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は15時~18時。会費は親子で4,000円(サンプルキーホルダーとタルト紅茶セット付き)、保護者1人の追加は1,000円、小学生1人の追加は2,000円(紅茶はジュースまたはコーヒーに変更可)。定員20人。同ホテルで受け付けている。