川崎市のプロレス団体HEAT-UPが、10月31日のとどろきアリーナ大会に向けて川崎の各所で異例のPR活動を開始した。
同団体は大会をPRするため、マット一枚を使って街中でゲリラプロレスを行う。依頼があれば市内のイベントにも駆け付ける。
同大会は「かわさき総力戦」と銘打ち、色の力で地域を元気にする「かわさき色輪っかつなぎ」、「武蔵小杉駅マルシェ」を展開する「カワサキノサキ」、福祉と保育の専門大学で地域貢献活動に取り組む「田園調布学園大学」など、川崎市広域のまちづくり団体も全面協力し、リングの内外で大会を盛り上げる。
代表の田村和宏選手は「プロレスで障がい者福祉といじめ撲滅チャリティー」を提唱、「やられても立ち上がる姿で障がい者とその家族に勇気を与えたい」と語る。当日はプロレスラーと障がい者が一緒に会場づくりや来場客対応、撤収作業を行う予定。
大会には藤波辰爾さん、藤原喜明さん、越中詩郎さん、ジャガー横田さんなどの大物レスラーも参戦。メインイベントは田村和宏選手が強豪、鈴木みのる選手と一騎打ちを予定している。
「HEAT UP とどろきアリーナ大会」は10月31日18時30分開始。会場はとどろきアリーナ(川崎市中原区等々力1)。