川崎南部市場(川崎市幸区南幸町3)で12月23日、小中高生を対象にしたすし教室が開催される。
同市場を経営する川崎市場管理では、市場の存在をアピールするため今年4月にキッチンを管理棟に増設し、市民向けの料理教室や講座を展開している。
当日は、鶴見に店を構える「すし酒房 とも栄」の大将・梶朋広さんが、本格的な酢飯の作り方や刺し身のさくの切り方、握りや巻物の作り方を指導する。作ったすしは、最後に保護者と一緒に食べる。
同市場の重岡一葉さんは「今回は市場に魚を仕入れに来ているお店の方と話が合い、講師に来てもらうことができた。限られた人数ではあるが、小中高生に向けて講座を開くことで、すし作りを文化として体験してもらえる機会になるのでは。楽しみながら、魚や食文化、市場にも興味をもっていただけたら」と期待を語る。
開催時間は10時30分~13時。現在、ホームページで参加者を募集している。対象は小学校4年生~高校生。締め切りは12月16日16時。応募者多数の場合は抽選になる。