見る・遊ぶ

女子バスケファイナル・富士通レッドウェーブ無念の黒星 第4Qに追いつかれ逆転許す

激闘に挑む町田瑠唯選手(撮影=Wリーグ)

激闘に挑む町田瑠唯選手(撮影=Wリーグ)

  • 0

  •  

 「ゲームの出だしこそよかったが、第4Qの大事な場面で私自身が簡単なシュートやフリースローを決められなかったことが負けにつながった」と女子バスケWリーグ・ファイナル初戦を逃した町田瑠唯選手(#10)はゲーム後の会見で無念の表情を見せるもゲーム2でのリベンジに燃えた。

「簡単なシュートやフリースローを決められなかった」と無念の気持ちを話す町田瑠唯選手

[広告]

 4月16日に国立代々木競技場 第一体育館で行われた女子バスケWリーグ・ファイナル。6年ぶりのファイナルに挑んだ富士通レッドウェーブは、ファイナル経験を持つ町田瑠唯(#10)と篠崎澪(#11)の両選手がけん引してトヨタ自動車アンテローブスと対戦したが第4Qで逆転を許しファイナル挑戦は黒星スタートになった。

 セミクォーターファイナル(4月2日)で日立ハイテクノロジーズ、クォーターファイナル(4月3日)でトヨタ紡織、セミファイナル(4月9日・10日)でENEOSサンフラワーズを打ち破ってファイナルまで勝ち進んできた富士通レッドウェーブ。特に、強敵ENEOSとの対戦では、ボール獲得への強度な執着とリングへの果敢な挑戦で、58点と53点に押さえ込んでの勝利だった。

 第1Q(クォーター)は、立ち上がりから流れをつかむ富士通。トヨタがリズムに乗れない中で積極的にリングを狙い続けて 富士通18-11トヨタ で第1Qを終える。第2Qは、宮澤夕貴選手(#52)のドライブからスタート。篠崎選手のドライブ、内野聡菜選手(#25)の3ポイントシュート、町田選手から宮澤選手への合わせプレーなど見せ場を作りながら 富士通41-31トヨタで折り返す。

 第3Qから、トヨタがリズムをつかみ始める。同時に富士通にミスが目立ち始め点差が詰められる状況に。クォーター終盤では3ポイントなどを決められ 富士通61-54トヨタ となり最終クォーターへ。第4Qで、トヨタの反撃と富士通のミスで点差が差か3点に。ここで富士通がリード維持に全力をそそぐも同点に。トヨタの馬瓜ステファニー選手(#33)が町田選手にマッチアップし富士通の攻撃を抑えながらリズムを引き寄せ結果として 富士通69-74トヨタでファイナル初戦をトヨタがつかみ取った。

 富士通のBTテーブス ヘッドコーチは「第4Qの内容がよくなく、その10分間が敗因だが、最後まで勝つチャンスがあったことも事実。すべてのゲームプランを変えることはせず修正をして、明日のゲーム2に臨みたい」と話す。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース