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最終節に挑む川崎ブレイブサンダース シーホース三河に勝利し地区優勝も視野に

16点で川崎の勝利を引き寄せた藤井祐眞選手(撮影=川崎ブレイブサンダース)

16点で川崎の勝利を引き寄せた藤井祐眞選手(撮影=川崎ブレイブサンダース)

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 男子バスケBリーグ・川崎ブレイブサンダースは、5月7日から始まった最終節(第36節)でシーホース三河とウイングアリーナ刈谷で対戦しゲーム1は 三河59-85川崎 の結果となり白星発進した。

勝利へのリズムを作り続けて活躍した熊谷尚也選手。ゲーム1では 13ポイントを挙げた

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 前節で2位に浮上し、チャンピオンシップのクォーターファイナルをホーム(川崎市とどろきアリーナ)開催を決めた川崎ブレイブサンダース。三河とのゲームを連勝するとBリーグ東地区優勝の可能性も視野に入る重要なゲーム。西地区4位の三河もチャンピオンシップにワイルドカードでの進出を確かなものにするためには1つでも黒星は避けたいところ。川崎、三河、両チームの最終節での勝利にかける思いは大きい。

 ゲームは、藤井祐眞選手(#0)がゲーム終了後にコメントした「自力で2位以上を決めたいという想いがチームとしてあって、チャンピオンシップのつもりで戦った」という言葉に集約している。川崎の勝利獲得への思いが第1Q(クォーター)に現れていた。

 ビッグラインナップで三河に挑む川崎は、三河のオフェンスの防御に成功しゲームの主導権を握る。併せて藤井選手、ニック・ファジーカス選手(#22)、熊谷尚也選手(#27)が加点し 三河11-28川崎 でリード。第2Qで三河の反撃が始まり、川崎のシュート決定率が落ちたこともあり点差が縮まるも 三河30-39川崎 のスコアでゲームを折り返した。

 第3Qでも三河の反撃が続くも、川崎は藤井選手が3ポイントなどを決めて活躍。スティールなどで三河の攻撃を削ぐ中、熊谷選手の連続加点で三河を引き離し 三河43-69川崎 で最終クォーターへ。第4Qでも流れは変わらず三河は反撃のチャンスを作れないまま 三河59-85川崎 で勝利した。

 佐藤賢次ヘッドコーチは「(ゲーム2は)リーグ戦最後の試合。選手たちに話しているのは、1シーズンこのメンバーで成長し続けてきた姿を、川崎のプレーをコートで40分間表現しようと伝えている。ブレイブレッドを身に着けたたくさんのファミリーの皆さんが会場に応援に来てくれている。配信で応援してくださっている皆さんもいるので、川崎らしいバスケットを40分間やりたいと思う」とゲーム2勝利への意欲を言葉にした。

 今季最終試合(ゲーム2)は、5月8日15時5分ティップオフ。東地区優勝とワイルドカードに関係する千葉ジェッツvsサンロッカーズ渋谷のゲームも同日同時間にティップオフする。

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