![「IDEBOK」アトレ川崎店の店頭。テーブル席、カウンター席がある](https://images.keizai.biz/kawasaki_keizai/headline/1482109286_photo.jpg)
静岡県富士宮市の牧場経営型乳製品メーカー「いでぼく」が11月29日、アトレ川崎地下1階に、イートイン店舗「IDEBOK(イデボク)」をオープンした。
同社グループの牧場で搾乳した牛乳(ホルスタイン500ミリリットル=390円、ジャージー500ミリリットル=490円)やチーズなど乳製品のほか、店内で食べられるソフトクリーム(カップ、コーンともに350円)、ジャージークレープ(500円~)、ピザなどを扱う。14時ごろには、その日の朝に搾乳した牛乳が並ぶという。
同店限定メニューとして、パフェメニューもそろえた。「食品ではないが、パンフレットを見たお客さまのニーズから、搾りたて牛乳せっけんも入荷した」と皆山美保子店長。今後も利用客のニーズに合わせて商品を変えていく方針。
同社グループは、これまで高速道路のサービスエリアやショッピングモールのフードコートにテークアウト店舗として出店しており、単独のイートインタイプの出店は今回が初。物流を含めた交通の利便性と、今後都内進出を視野に入れている点から、川崎への出店を決めた。井出俊輔社長は、「ソフトクリームやクレープといった商材がどこまでテークアウトの領域から出られるのか、試したい」と意気込みを語る。
同社グループは、農林水産大臣賞や関東品質改善共励会で5年連続最優秀賞を獲得。井出さんは「品質はどこより負けない乳質があると自負している」と自信を見せる。