配信を開始してから3カ月たち、川崎経済新聞初のPV（ページビュー）ランキング1位に輝いたのは、川崎エリアに初進出した「相席ダイニング」森屋の開店を伝える記事だった。

2位に輝いた「フロサポあんのパンまつり」は現在も継続中

　2位は、小林悠選手がフロンターレに残留を決めたことを喜ぶサポーターが、SNSなどを中心に盛り上がり、武蔵小杉一帯からあんパンが品薄になったことを伝える記事。3位は、グランツリー武蔵小杉に乗車して撮影もできる「デロリアン」がやってくることを伝える記事だった。

　ランキングは今年10月1日から12月19日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り（カッコ内は掲載日）。

1. 「出会える居酒屋」が川崎に初進出　「相席ナビ」認定関東1号店（11/21）

2. 川崎であんパン品薄に　小林悠選手の残留喜ぶサポーターら詰め掛け（11/29）

3. 武蔵小杉にデロリアン再登場 乗車して撮影可能、着なくなった服のリサイクルも（12/2）

4.パンダ・エクスプレスが再上陸 ラゾーナ川崎に日本1号店（11/30）

5. チネチッタが南武線でつながる「先輩劇場」の立川シネマシティへ健闘をたたえる （12/16）

6. 卵・バターを使わないドーナツ、「はらドーナッツ」武蔵小杉店で限定販売 （12/12）

7. 夢見ヶ崎動物公園、公認ホームページ公開 川崎のデザイナーが自主制作で（12/15）

8. 鹿島田にタイ料理店 パクチーは大盛り、食券制で気軽に（11/25）

9. 富士通フロンティアーズがエックスボウル制覇　東京ドームで初の「コレオ」も（12/14）

10. 川崎が映画ロケ地としてノミネート　「シン・ゴジラ」撮影で（11/22）

　2位に輝いた「フロサポあんのパンまつり」は大きな話題となり、主な舞台となったイトーヨーカドー武蔵小杉店では継続してあんパンを売り、12月20日現在で売れたパンの個数を記録する「ゆうパンメーター」が1万個に迫る勢いを見せるなど、ブームが続いている。5位、10位に映画関連の記事がランクインするのも「映像のまち・かわさき」を打ち出してきた川崎らしい特徴。

　10位以下には、「麺屋武蔵の総菜専門店」（11位）、しゃぶしゃぶ食べ放題「博多門」（12位）、武蔵小杉のオステリア「カメリア・シネンシス」（13位）、100円カレーを打ち出す「ポップカレー」（14位）など、独自路線を打ち出していく新店舗に関する記事のランクインが目立った。

　そのほか、100円でビールを楽しめる競馬場でのイベント「100円ビールフェス」（19位）や、地元で行われる家族で楽しめるイベントやブレイブサンダースの連勝記事（16位、17位）なども注目を集めた。

　8月のスタート以来、変わり続ける川崎の街の記事を伝えてきた川崎経済新聞。今後も川崎駅北口の開発、新川崎、武蔵小杉駅周辺の再開発の動向に注目して、変わり続ける「街のかたち」と、そこに生活する人々の「思い」を記録していけるよう、積極的に情報を発信していきたい。