「こすぎコアパーク」(川崎市中原区小杉町3)で1月1日、「第96回 天皇杯全日本サッカー選手権大会」パブリックビューイングが行われる。
8月から全88チームがトーナメント形式で熱戦を繰り広げてきた同大会。川崎フロンターレの決勝進出は今回が初めて。
今シーズン、年間タイトルを鹿島アントラーズに奪取された川崎フロンターレはリベンジとなる対決。当日は、初優勝に期待が掛かる川崎対鹿島の試合をビジョンカーで中継する。このほか、これまでの戦いの軌跡を編集した映像も用意する。
川崎フロンターレ・プロモーション部の鈴木順さんは「地元のファンやサポーターの力強い応援のおかげで決勝まで来ることができた。試合会場の大阪・吹田スタジアムまで行けない方も地元川崎から選手たちに力を送ってほしい。初タイトル獲得の瞬間を一緒に迎えたい」と話す。
宮前区在住の清水まゆみさん(56)は「今年はJリーグチャンピオンシップ準決勝で負け、川崎には勝つ文化が無いとまで言われた。川崎にプロスポーツクラブが来て20年、今では試合前にサポーターが川崎市民の歌を合唱するほどになった。チームとサポーターと一緒に天皇杯のタイトルを取りたい。私たちにできる事は遠方からでもチームを後押しする事」とエールを送る。
14時キックオフ。パブリックビューング開催時間は13時ごろ~試合終了。入場無料。