武蔵新城駅北口から徒歩5分のコミュニティースペース「NAYA enjoyspace」(川崎市中原区上新城2)で3月11日、お披露目会が行われた。
築100年の納屋をリノベーションして作られた2階建て(1階=21.53平方メートル、2階=13.6平方メートル)の同スペース。オーナーの石井祐次郎さんが地域交流の場として開放し、2016年10月からNAYAメンバーズとして「みどりなくらし」「かわいいお菓子教室Sucre Fun」「えいごであそぼ!ENGLISH ADVENTURE」の3団体が親子広場や英語教室を定期開催している。
今回のお披露目会は、4月からの本格稼働に向け、より多くの人に同スペースを知ってもらう目的で開かれた。当日は市内にある小泉農園のイチゴを使ったトライフル作り、イースターにちなんだ卵形のアイシングクッキー作り、英単語のスタンプラリーを各団体が実施。庭では近隣にある井上農園の野菜販売も行われ、親子連れを中心に80人の参加者がイベントを楽しんだ。
子どもと一緒に参加した30代の主婦は、「いつも前を通るのでここが気になっていた、何に利用できるかイメージが膨らみワクワクする」と話す。同スペースの運営事務局を務める「みどりなくらし」の堀由夏さんは「ここで楽しいことが多く行われ、地域の人がつながり、心休まる場所になることを願っている。地域の皆さんのアイデアでより面白いスペースを創っていきたい」と意気込む。
同スペースの一般貸し出しは4月1日から。イベントや講座などだけでなく、友人との集まりなどでも利用できる。料金は1時間1,500円で、1階と2階とキッチンを含め、施設のほぼ全てを利用できる。「顔の見える関係を作って、一緒に地域を盛り上げていけたら。興味を持ったら一度スペースを見に来てほしい」と堀さん。問い合わせは「みどりなくらし」まで。