京急電鉄(東京都港区)では5月28日、「ファミリー鉄道フェスタ」の一環で「けいきゅうキッズチャレンジ」として、同電鉄の仕事体験ができるフェスタ会場まで「ものしり列車」を運行する。現在、参加する親子を募集している。
「本物の職場体験や自然体験を通じて子どもたちの好奇心を育み、心身の成長につなげる」目的で同電鉄が実施する「けいきゅうキッズチャレンジ」。当日は、朝7時45分に京急川崎駅に集合し、「ものしり列車」に乗車。同電鉄が1年に1度行う車両工場(久里浜)の開放イベント「京急ファミリーフェスタ2017」の会場に着くまでの約1時間、車内で電車をテーマにしたクイズ大会や、乗務員のかばんの中身を見せてもらうなど、電車についての知識を深める。
フェスタの会場では、旧1000型との写真撮影をした後に、スタッフとして制服や制帽を着けて職員と共に仕事体験をする。参加者には記念として、修了証とオリジナル缶バッチを進呈する。
同社広報の伊藤祐太さんは「昨年は高学年の子どものみの募集だったが、仕事内容も比較的単純なものなので、今年から低学年の子どもたちにも参加してもらえるようにした。制服を着てお客様と触れ合うという非日常の体験を楽しんで、京急のファンになってもらえたらうれしい」と話す。
今回の募集は20組40人で、対象は小学校1年~6年生の子どもとその保護者1人。参加費用は親子ペアで3,000円。応募者多数の場合は締め切り後に抽選となる。申し込みは電話(03-5767-9717)で、12日16時まで受け付ける。