武蔵新城の飲食店など38店舗が6月26日から、オリジナルの1,000円メニューを考案して街を盛り上げる企画「ふらっと1000Bero in 武蔵新城」を開催する。
「1000ベロ」は本来「1,000円でベロベロ」という意味で飲食店のはしごイベントなどに使われる言葉だが、多様な店舗のある武蔵新城らしさを生かし、1,000円で楽しめる物販、サービス、食品などの店舗も参加する。
特にチケットなどは用意せず、期間中に参加店に行けば通常よりお得な特別メニューが提供されるシステム。市の商業観光課や商工会議所と商店街で行う「エリアプロデュース会議」で出会った、若手店主らが集う「悪DA組」のメンバーで、武蔵新城の街を盛り上げようと企画した。
メンバーの一人であるカフェハット(川崎市中原区新城1、TEL 044-788-0116)のマスター・出塚祐司さんは「武蔵新城には小さな商店がたくさんあり、お互いにプライベートで利用したりなど、横のつながりもある。商店街に属していない店もあるので、枠組みにとらわれることなく街を盛り上げたいお店を募集したら、短い期間に38店舗も手を挙げてくれた」と話す。
「それぞれのお店が原価にこだわらず、街のためにとてもお得なメニューを考案してくるので、うちも負けられない」と出塚さんは意欲をのぞかせる。
メニューは、「生ビール中、小鉢、焼き鳥5種類」(焼き鳥近江)、「味が選べる鶏の空揚げ、お楽しみ小鉢3種、ビールなどの飲料1杯」(家庭料理うららか)、「日替わり焼酎3種飲み比べ、さつまあげ、自家製の豚味噌ときゅうり」(焼酎BAR つけあげや 萩原)、「マグロ3点盛、ドリンク一杯(ジャンケンに勝ったらもう一杯)」(酒肴ダイニングtonkamon)など。
開催日は6月26日~29日、7月3日~6日。店舗によって開催日が異なる。詳細はフェイスブックページやチラシの裏面で確認できる。チラシは新城テラス(川崎市中原区上新城2、 TEL 044-872-7391)ほか開催店舗で配布する。