バゲットサンドが目玉のフレンチ総菜専門店「Les Encas(レザンキャ)」(川崎市幸区鹿島田1、TEL 044-589-7893)が7月30日、オープンした。フレンチビストロ「ビストロ・ボングー」(幸区古市場)の姉妹店。
フランスから輸入したバゲットを使ったサンドイッチを4種類用意する。ラインアップは、ハム&モッツァレラ、パテ&チェダーチーズ(以上580円)、えびタルタルとスモークサーモン(680円)、鶏コンフィとコールスロー(480円)。
総菜にも力を入れており、本店「ビストロ・ボングー」と同じ味という真空パックの牛バラ塊入りカレー(580円)のほか、もち豚のパテ(380円)や、えびとまぐろのテリーヌ(480円)などが並ぶ。ドリンクメニューは南アフリカ産マンゴージュースや、フランス産のノンアルコールワインなどをそろえる。
フランスで腕を磨き、麻布十番のフレンチで料理長も務めた山崎貴政シェフがオーナーを務める。「パリジェンヌの食文化」を地元の人に知ってもらおうと、店で出す料理と同じものをボングー店頭で総菜として販売してきた。「ボングー」ではフランス料理教室も主宰している。
スタッフの森山由貴子さんは「オープン初日は『ボングー』のお客さまが多く訪れてくれ、用意していた50本のバゲットサンドが2時間で完売した。都内と比較すると安く、お得感が喜ばれている」と話す。
営業時間は11時~19時(なくなり次第終了)。