武蔵小杉で10月16日から、「コスギカレーフェス2017」が始まった。今年で3回目の開催。
10月20日にこすぎコアパーク(川崎市中原区小杉町3)でコスギフェスタの前夜祭として行われる「カレーEXPO(エキスポ)」と、地域のカレーを出す飲食店21店舗を巡る「カレースタンプラリー」の2つで構成される同フェス。スタンプラリーの初日となった16日には、雨の中スタンプの台紙も兼ねている「食べ歩きガイドブック」を片手に街を歩く人の姿も見られた。
フェスの発起人であるコスギカレー(中原区新丸子東2)の奥村佑子さんは「過去2年は運営側も手探りでやってきた。昨年は街を歩き回って、カレーと書いてある店があればリストアップして案内を出し、参加店を募った。だんだん周知されてきて、今年は自分から手を挙げてくれる店も増えた。それぞれにオリジナリティーのあるメニューを用意している」と話す。
「JAGA」「コ・ピーピー」など、毎年参加している店に加え、「パティスト」「ふらんす食堂M」「ファンクスパイス」や「つけ麺や武双」「小杉らぁめん夢番地」など、カレー店以外の業態の参加も目立つ。
「私も早速スタンプを集めるため、休み時間に他のお店に行ってきた。参加者もお店側も心から楽しめるフェスでないと続いていかないと思う。個性的でおいしいお店がたくさん参加してくれたので、積極的にお店巡りをして、武蔵小杉のカレーを味わって」と呼び掛ける。
20日の「カレーエキスポ」にはカレースタンプラリーに参加する店の中から、「New Namaste Himal」「100時間カレーB&R」などカレー専門店を中心に8店舗が出店する。16時30分から販売する「食べ比べセット」(1000食限定、1,200円)は一度に4種類のカレーを楽しむことができるため、毎年食券を求めて長い列ができる。今年は20時30分からステージ上でもカレー関連のトークショーを行う。
「カレーエキスポ」の開催時間は16時~21時。スタンプラリーは今月29日まで。