川崎市役所第4庁舎(川崎市川崎区宮本町3)で11月17日~19日、「第2回リノベーションスクール@川崎」が行われた。
今回は川崎市まちづくり局が主催し、案件として以下の3つの公共施設が提示された。多摩川見晴らし公園(幸区幸町2)、二子留守家庭児ホール(高津区二子6)、橘公園内・西部公園事務所(高津区子母口)。
今年2月に開かれた第1回と同様に、参加者26人は3つのユニット(チーム)に分けられ、対象となる案件を中心にスモールエリアと言われる半径200メートル内の調査をし、リノベーションをプランニング。最終日にはユニットの代表がそれぞれのプランの公開プレゼンテーションを行った。
今回初めて参加した小林麻子さんは「初対面のメンバーと視点を合わせて創り上げる難しさがたくさんあったが、さまざまな角度から川崎を見直すことができて、さらなる魅力創出が楽しみになった」と話す。「濃い3日間を過ごして、達成感は計り知れない」とも。
今後はアイデアを出した参加者を中心に、市と賛同者との連携を図りながら人が集う公共空間を目指しプロジェクトを進めていくという。