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向河原のビストロ1周年 長く愛される店目指す

店主の村山功太さん

店主の村山功太さん

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 向河原にある「ふらんす食堂M」(川崎市中原区下沼部、TEL 044-920-9495)が11月9日、オープン1周年を迎えた。

ランチメニューの「豚肉の塩こうじ焼き バルサミコソース」

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 店主の村山功太さんは18歳で料理の道に入り、都内の洋食店やホテル、川崎のビストロなどで修業を重ねた。当初から独立を目標にしており、親類の家があることで親しみを感じていた武蔵小杉周辺で物件を探し、2016年に自分の店をオープンした。

 店舗面積は7.4坪。席数は、カウンター席6席、テーブル席4席。カウンター席はローチェアで窓に背を向けるスタイルのため、1人でも入りやすいと好評だという。村山さんが1人で切り盛りするランチタイムは、980円で選べる週替わりのメニューを、ディナータイムには夫婦2人で食材にこだわったフランス料理を提供する。

 村山さんは「いい料理は、いい食材とシェフの引き出しから作られる」という信念のもと、熊本・阿蘇の赤牛や、みやじ豚、逗子の魚やニイクラファームのハーブなど、選び抜いた食材を用意する。本日の鮮魚料理(1,690円)、自家製カラスミパスタ(1,490円)などの期間限定メニューを目当てに訪れる客も多い。

 村山さんは「フランス料理を食べ慣れていないお客さまにも、おいしいと言ってもらえる料理を心掛けている。気軽にワインと食事を楽しんでほしい」と話す。

 「以前の仕事からつながるお客さまにも足を運んでもらいやすい場所に店を出すことができて、好調な一年目だった。長く愛されるお店にしていきたいので、地域とも積極的につながって向河原周辺を盛り上げていければ」とほほ笑む。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時~23時。

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