JR川崎駅東口から徒歩8分のところにある複合施設「unico」の1階に12月22日、クラフトビール醸造所「TKBrewing」(川崎市川崎区日進町3、TEL 090-2420-2583)がオープンした。
昨年8月に長年勤め上げた富士通を退社し、開店準備を進めてきた醸造責任者の高林亮一さん(52)。酒造免許の取得や商品開発など、1年3カ月の試行錯誤を経てオープンにこぎ着けた。施設の入り口のすぐ左手に、新鮮なクラフトビールを楽しめるビアスタンドが設けられ、奥には醸造機器が並ぶ。
オープン初日は、初醸造となる「スマッシュセゾン」や「オールドファッションペールエール」(以上550円)など4種を販売。今後、ファンの多いビールは常時提供を目指し、幅広くクラフトビールの味わいが楽しめるよう、定期的にいろいろな種類の醸造に挑戦していく予定。
高林さんは「この間来た時と同じものがもう売り切れていたり、新しいものに出合えたりするのがクラフトビールの面白さ。ビール好きはもちろん、これまで接点がなかった人にも親しんでもらうきっかけになれば。市内のビアバーでもTKBrewingを飲める場所を少しずつ広げていきたい」と話す。
金曜・土曜のみ営業。営業時間は金曜=17時~20時、土曜=13時~20時。