川崎駅東口のコワーキングスペース創荘(川崎区日進町、TEL 044-246-9868)で2月10日、「ルポ川崎」の著者、磯部涼さんの公開インタビュー「カワサキリアル vol.0」が行われる。
12月に発売した同書は、2015年に起きた中学生殺人事件、簡易宿泊所の火災、ヘイト・デモなど、川崎で起きた出来事を基に、川崎で新しい文化を立ち上げようとするラップグループ、ダンサーら若者たちにフォーカスした内容。インタビューでは、川崎南部の抱える課題や若者を支えるカルチャーシーンについて、磯部さんの取材手法に迫る。
同著者の磯部涼さんは「『ルポ 川崎』は〝川崎〟を現代の日本が抱える問題を象徴する場所として見るルポルタージュ。その問題の解決方法は、他でもない〝川崎〟にあると思っている。当日は参加者と一緒に、川崎で〝川崎〟なるもの、つまり、日本の現在と未来について考えたい」と話す。
同イベントの聞き手であるカワサキノサキ代表の田村寛之は「ネガティブな話題にふたをするのではなく、個々が事実をしっかりと受け止め、ポジティブな未来をデザインしていく時代なのでは」と話す。
18時30分開場、19時開演。参加費は2,000円(1ドリンク付き)。