川崎市高津区と東京都世田谷区の住民が5月20日、世田谷区側の河川敷の兵庫島公園(世田谷区玉川3)で綱引き対決による領土拡大を争う。第2部として高津区側の河川敷ではご当地カレーとクラフトビールによる「食対決」が行われる。
同イベントは東急田園都市沿線のまちづくりに取り組むグループや企業、町内関係者が実行委員会を作り、川崎市と世田谷区の交流を目的として、今年初めて開催される。 当日は子どもの部(5歳~8歳)、同(9歳~12歳)、大人の部と3本勝負で50mの綱で勝負。その後、川を渡り高津区側の河川敷に移動して「食対決」としてご当地のカレーとクラフトビールの食べ比べ、飲み比べの対決も投票により行われる。
高津区側の総大将で区内在住の会社経営の的場敏行さん(48)は「住みたい街ランキングでは世田谷区に遅れをとっているが、綱引きはもちろん、カレーやクラフトビール対決では世田谷区には負けていない。高津区の食のレベルを体感して欲しい。選ぶなら世田谷区ではなく高津区に引っ越してきて」と呼び掛ける。
綱引き大会の開会式は11時30分より世田谷区側、兵庫島公園で。綱引きの終了は12時40分を予定。第2部の食対決は13時30分より高津区側の河川敷で開催。食対決はカレーライス(2種類で600円)、クラフトビール(600円)で先着200名まで。