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川崎フロンターレのファン感謝デーに1万2000人以上のサポーター集う

好天のもと、大勢のファンが集まった

好天のもと、大勢のファンが集まった

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 川崎フロンターレが6月30日、ホームの等々力陸上競技場(川崎市中原区等々力1)で2018年ファン感謝デーを開催した。

開会式であいさつする福田紀彦川崎市長

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 当日は30度に達する猛暑の中、1万2253人のファン、サポーターが集まった。鬼木達監督は「このファン感謝デーは本来私たちが皆さんに感謝する場。しかし毎年パワーをもらっている」と話す。「この力をもって昨季同様の巻き返し、そしてリーグ優勝を実現したい」とも。

 後援会会員対象のファン感謝デーは例年、「Jリーグ最強の宴」としてチームが力を入れている。趣向を凝らした出店コーナーやステージショーに選手や監督、社長までもが登場し、好評を博す。

 開会式に姿を現したのは昨季まで在籍した井川祐輔選手(現イースタンSC)、6月26日にジュビロ磐田への完全移籍が発表されたばかりの大久保嘉人選手。自分の口で思いを伝えたいと、ジュビロ側から練習欠席の許可を得て駆け付けたという。

 大久保選手は「(FC東京から)戻って半年でまた出ていくのはどうかと思ったが、この年でまだ止まれない。前に進まないといけないと決断した。そんな中でオファーをいただき、記録(J1通算200ゴール)が達成できる可能性もあるので頑張っていきたい」と心境を吐露し、客席のファン、サポーターたちは声援と拍手で応えていた。

 開会式後は所属選手らが各自の持ち場へ。「ケンゴのB(ビーズの)K(かっこいい)B(ブローチ)作り」コーナーを担当した中村憲剛選手は、時折工作机をのぞき込むなどしながら積極的に来場者たちとコミュニケーションを交わした。扮装(ふんそう)のため着用していたサングラスを外して話し掛けると、ブローチ作りに熱中していた末永響さん、ひかりさん姉妹は「本物だ!」と目を輝かせた。いつも試合前イベントを手伝ってから観戦しているというボランティアスタッフの中村寿子さんは「やっぱり特別なイベント」と目を細めた。

 ワールドカップ ロシア大会によるJ1リーグ中断期間は残り2週間余り。7月11日には天皇杯3回戦・水戸ホーリーホック戦が行われる。

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