川崎競馬場(川崎区富士見1)で7月28日、屋外映画鑑賞「ねぶくろシネマ」が行われる。
同プロジェクトは、公共空間にプロジェクターで映画を上映し、星空を見ながら「町中どこでも映画館に」をテーマに、2016年に多摩川の河川敷でスタートした。その後、全国各地に広がり、公園、駅前広場、湖、商業施設広場などの公共空間で展開し、今回で23回目。
同競馬場に設置されている、かつてギネスに認定された大型モニターの「川崎ドリームビジョン」2台をスクリーンとして、今回は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(日本語吹替版)を屋外で上映し、内馬場の芝生の上で鑑賞できる。
実行委員の唐品知浩さんは「子どもたちに見せたい映画を親子で楽しんでもらうのが僕らのコンセプト。同作品は一番に子どもたちに見せたかった映画。非日常空間を親子で楽しんでほしい」と話す。
川崎市まちづくり局の赤柴弘光さんは「競馬場を一つの地域資源として捉え、市内の人たちだけでなく市外からも来てほしい。前回は雨が降って屋内で鑑賞したが、それでも楽しんでくれていた。今後も公共空間を活かした事業を川崎市としてもサポートしていく」と話す。
9時開場。上映時間は18時30分~20時30分。鑑賞無料。雨天時・荒天時の場合の開催の可否はサイトを参照。