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多摩川で防災キャンプイベント 有事に役立つスキルを伝授

前回の様子

前回の様子

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 多摩川緑地バーベキュー場(高津区瀬田先)で3月2日、防災イベント「カワサキキャンプ in 多摩川」が行われる。

丸太狩りの体験も

 「体験を通じて有事に対応する力を楽しく身につける」をコンセプトに企画した同イベント。NHK制作のドキュメンタリー番組「大都会サバイバル」で講師を務めた茸本朗(たけもとあきら)さんと「のん」さんを招き、多摩川で見つけた材料を使って調理を行う自給自足術を伝授する。

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 当日は、河原にある燃料から火を起こし、浄水した川の水を煮沸してココアを作るほか、川崎市内在住の主婦たちで結成した「溝の口減災ガールズ」が備蓄食料を有効活用する「ローリングストック法」を実践する。このほか、ダンボールを使った基地作り、まき割り体験、チェーンソーやドローンの操作体験なども予定する。会場では、福岡県朝倉市観光協会、東京あさくら会による震災当時の被災状況や復興の取り組み紹介、福岡県朝倉市の郷土料理「だぶ汁」振る舞いも行う。

 イベントスタッフの皆川智之さんは「いつ起こるか分からない震災に対してネガティブに考えず向き合っていかなければいけない現状がある中で、安全が確認された多摩川の資源を有効活用し、万が一、被災した時のために自力で乗り越えられる知識やスキルを親子で楽しく学びながら持ち帰ってほしい。体験を通じて多摩川が近くにあることに感謝してくれる人が増えてくれたら」と話す。

 3年前の熊本の震災をきっかけに、一般社団法人「カワサキノサキ」(川崎区)が提案した防災プログラムが、市内各地の防災訓練などに参加し、川崎市危機管理室と共に「楽しく防災を学ぶ」手段の一つとして市民に提供し続けてきた。今回は多摩川の有効活用を目的にさまざまなコンテンツを巻き込み企画したという。

 開催時間は10時~15時。