川崎駅周辺のゴールデンウイークの風物詩である「はいさいフェスタ」が今年も、5月1日から5日に行われる。主催はチッタエンタテイメント(川崎市川崎区小川町7)とチネチッタ通り商店街振興組合。
「音楽・映像・食・酒・伝統芸能 大沖縄文化祭」と称して、沖縄の文化、グルメが川崎駅東口周辺に集結する。今年は昨年に引き続き、会場の規模を拡大し、過去最高の約100店舗の飲食屋台や物販店舗が出店する予定という。
グルメの目玉は、自然豊かな伊江島のミネラル抱負な牧草やさとうきびを食べて育つ黒毛和牛として注目される「伊江牛」の「牛汁」(800円)や、八重山そばグランプリで 最優秀賞を受賞した「平良商店」の八重山そば(800円)、宮古そば専門店「つるそば」の宮古そば(600円)。そのほか世界初となる「泡盛由来の黒麹」を使用したベーグル(300円~)、安里家オリジナル氷ぜんざい(500円)など話題のスイーツや定番人気メニューが並ぶ。
祭りを彩る「エイサー」も、今年はルフロン前広場(JR川崎駅東口駅前広場)を使い、よりダイナミックに開催。「桜風エイサー琉球風車」「琉球國祭り太鼓」など、全国から選(よ)りすぐりのエイサー団体10組が登場し、毎日13時30分~14時、16時~16時30分の2回にわたり、観客を楽しませる。
「中央噴水広場」「アレーナチッタ」「ルフロン前広場」「THE CAMP」「アトレ川崎」の5会場でのフリーライブ、お笑いコンビ「ガレッジセール」のゴリさんが営むクラブチッタでの一夜限りの「クラブゴリッタ」(前売り券=1,000円、当日券=1,500円)などのイベントや、沖縄の伝統芸能やものづくりに挑戦できるワークショップなどが展開される。
広報担当の安藤美笛さんは「今年はアトレ川崎も会場となり、物産展や琉装体験などさらに例年より規模が拡大した。初出店の屋台もたくさんある。ゴールデンウイークは川崎で沖縄の食と文化をぜひ堪能してほしい」と話す。
開催時間はそれぞれの施設・店舗の営業時間に準ずる。