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川崎の一斉休校から1週間 地元ダンススクール、子ども食堂も受け入れ対応

カレッジJDSを運営する黒江乃理子さんと子どもたち

カレッジJDSを運営する黒江乃理子さんと子どもたち

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 新型コロナウイルスの影響による学校の一斉休校から1週間がたった。共働きやひとり親家庭の子どもの居場所や食事を支援するため、川崎区でダンススクールを営む「カレッジJDS」(TEL 044-222-3582)が3月4日から、居場所に困る子どもたちの受け入れを始め、幸区で行っている子ども食堂にも工夫を凝らして対応を進める。

広いスタジオを使ってマット運動をする子どもたち

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 カレッジJDSは、ダンスを主軸にした、パフォーミングアーツ全般のスクール。普段からさまざまな年齢・国籍の子どもたちを分け隔てなく受け入れてきた。同スクールを運営する黒江乃理子さんは「この辺りは商店も多く、夫婦共稼ぎの家庭の多いエリア。学校が休校になることで、過ごし方に悩んでいる子どもたちの居場所を作りたかった」と話す。

 スクールでは、子どもたちが午前中に学校の宿題を済ませた後に、午後に何をして過ごすかを自分たちで話し合って決める。黒江さんの見守りの下、年上の児童が年下の児童をリードして、体を動かす活動を中心にして過ごす。参加している小学2年の児童は「普段はできない体操などにも挑戦ができて楽しい」と話す。

 昼食は、黒江さんが中心になって幸区のベトナム料理店「アジアン美味1・2・3」(幸区中幸町1)で開いている子ども食堂「大家族ふるさと食堂」への寄付を利用して作り、子どもたちと一緒に配膳して食べる。

 「普段は月末の火曜だけ開催している大家族ふるさと食堂も、今月は17日と31日の2日間行うことにした。それ以外の日も『ふれあいふるさと食堂』として平日17時~20時は子どもには無料、大人も500円で食事を提供する。この時間、通常のお客さまには、月曜限定で出していた『せんべろメニュー』を提供する。朝からお弁当を作り、仕事をして、夜ご飯の準備までする気が起きないというお父さん、お母さんはぜひ気軽に利用して」と呼び掛ける。

 大家族ふるさと食堂は17日、30日(18時~19時30分)、ふれあいふるさと食堂は3月中の平日(17時~20時)。

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