男子バスケBリーグの大河正明チェアマンは3月10日と11日に連続して会見を行い、2019-2020シーズンフォーマットの変更と、3月14日~4月1日に開催されるゲームを無観客試合とすることを発表した。これに伴い川崎ブレイブサンダースは北海道(3月14日)を皮切りに、A東京、新潟、富山の各チームとの8試合(ホーム=3試合、アウェー=5試合)に挑む。
「そろそろ竜青さんも出られるはず」との予想で作成したメッセージボード
大河チェアマンは「プロスポーツの価値は、試合会場にお客さま・ファンの皆さまがあってこそ成り立つもの」としながらも、現在の状況を踏まえて「無観客試合」での開催を選んだ経緯を話した。併せて「1人でも多くの方にBリーグの試合を見ていただき、ファンの声援に応えて1人でも多く人々を元気になってもらいたい」との願いを実現するため、「BASKET THE BORDER」をコンセプトにして多くの人が観戦できる体制をBリーグトップパートナーのソフトバンクの協力で整えられたことを報告した。
これにより3月14日~4月1日のB1・B2の全試合を「バスケットLIVE」が無料配信。第28節に関しては「スカパー!Bリーグセット」で無料放送。「DAZN(ダゾーン)」も一部の試合を無料配信する。
川崎ブレイブサンダースは、3月14日・15日にレバンガ北海道を迎えて第28節のゲームを行う。川崎の応援を毎試合続ける吉満謙一さん(川崎市在住)は、「無観客試合でも声援は続ける。選手に届くように今まで以上に声を出し、テレビ画面に向かって見せる応援ボードも完成した。選手も耳を澄ませれば川崎ブースターの応援が聞こえるはず」と意気込みを話す。
吉満さんは「そろそろ(篠山)竜青さんも出られるはず。ようこそパブロ・アギラール選手。そして北海道の折茂武彦選手と松島良豪選手にも感謝」と、妻の史代さんと手作りのメッセージボードを完成させた。
無観客試合でもブースターのチームへの応援意欲に変わりはない。14日は18時5分、15日は16時5分にティップオフ。