武蔵小杉にイタリアン酒場など多ジャンルの飲食店を展開する「ナチュラ」が4月10日、武蔵小杉駅北口からすぐの「Tiny Tea and Bar」(川崎市中原区新丸子町、TEL 044-948-8371)で、期間限定のスーパーマーケットをオープンした。
駅ロータリーから横断歩道を渡ってすぐの同店。店の前では、ゆでたばかりのタケノコ(250円)や、ナス、トマト(以上、一山100円)が並び、店内が混雑しないようにとの配慮から入場者数の制限をしつつ、買い物客を迎えていた。
店内には野菜を卸業者が並べ、卸の価格で販売。リンゴを販売していた男性は「社会がこういう状態なので、野菜や果物も売りにくくなっている。こういう場で欲しい人のところに直接届けることができるのはうれしい」と話す。
居酒屋、和食、すしと幅広く展開する同店らしく手作り総菜コーナーも充実。アジフライ(150円)、卵焼き(200円)、パスタ(500円)、煮込みハンバーグ(500円)もある(価格は内容によって変動の可能性あり)。
ナチュラ社長の河合倫伸さんは「コロナウイルス感染症の影響が長引き、普段から付き合いのある市場や取引先業者も、食品廃棄の問題に頭を抱えている。今、私たち飲食店が一緒にできることを考えて、食材を供給できる場所という形でオープンした」と話す。「新鮮な食材や料理を食べて、皆さんに笑顔になってもらえたら」とも。
5月連休明けまで毎日営業の予定。営業時間は10時~20時。