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川崎の「うどんカフェしげた」が4周年 店主「地域コミュニティーの場になれうれしい」

店主の重田洋介さん(左)と妻の裕美さん(右)

店主の重田洋介さん(左)と妻の裕美さん(右)

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 川崎駅西口にある「うどんカフェしげた」(川崎市幸区南幸町1、TEL 044-589-8770)が6月7日、4周年を迎えた。

釜バター明太とちくわ天

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 店主の重田洋介さんは、元はフリーのメーキャップアーティストとしてイギリスで仕事をしていた。ロンドンオリンピックの際にビザの関係で帰国し、食品卸売りの会社に就職、その仕事を通じて出会った人に誘われて居酒屋の店主を経験した。

 創作料理を作っていく中で、作り上げるという感覚がメーキャップに似ていることに気付き、料理の楽しさに目覚め、自分の店を出してみたいという気持ちに変わったという。

 重田さんの出身が香川だったことに加えて、当時カフェでアルバイトをしていた妻の裕美さんの「お客さんがワクワクするようなものも入れたい」とうアイデアもあり、カフェの要素を備えたうどん店を開くことにした。

 「うどんカフェ」のランチメニューの一例として「ハモ天梅肉おろしぶっかけ」(レギュラー=900円)、「和風ふわふわ納豆冷やしうどん」(同=780円)、「国産レモンの冷やかけ」(同=750円)、「釜バター明太(めんたい)」(同=750円)など。

 夜は「うどんバル」として、創作料理と共にアルコールメニューも提供する。「ほかでは食べたことのない料理を提供したい」と、日々料理開発をしていて、1週間に1回メニューを変える。

 重田さんは「今のこのお店のスタイルは、お客さまがつくり上げてくれた。地域のコミュニティーの場になれたことがうれしい。今後もお客さまとの出会いを大切に、続けていきたい」と笑顔を見せた。

 営業時間は、うどんカフェ(ランチ)=11時30分~14時、うどんバル(ディナー)=18時~21時。日曜定休。現在、うどんバルは予約優先で営業中。

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